『はたらく一家』(はたらくいっか)は、1938年に発表された徳永直の小説及び1939年の映画化作品である。
初出は、雑誌『自由』の1937年8月号。その後短編集『はたらく一家』(吉田貫三郎装幀、三和書房、1938年11月)に収録される。映画化の後、収録作品をいくつか入れ替え、桜井書店版(柳瀬正夢装幀、1941年4月)が刊行されている。この桜井書店版は、1946年に再版された。1948年には収録作品をいくつか差し替えて、新潮文庫として刊行されている。
1939年3月11日に日本劇場で公開された日本映画。製作は東宝映画。モノクロ。上映時間は65分。
監督 | 成瀬巳喜男 |
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脚本 | 成瀬巳喜男 |
原作 | 徳永直 |
出演者 | 徳川夢声 本間敦子 生方明 伊東薫 |
音楽 | 太田忠 |
撮影 | 鈴木博 |
編集 | 岩下広一 |
製作会社 | 東宝映画 |
配給 | 東宝映画 |
公開 | ![]() |
上映時間 | 65分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
- 原作:徳永直
- 音楽:太田忠
- 演奏:P.C.L.管弦楽団
- 撮影:鈴木博
- 美術:松山崇
- 録音:下永尚
- 照明:岸田九一郎
- 編集:岩下広一
- 製作担当者:大岩弘明
- プロデューサー:武山政信
- 脚本、監督:成瀬巳喜男
- 石村(職工):徳川夢声
- 石村ツエ(女房):本間敦子
- 石村希一(長男):生方明
- 石村源二(次男):伊東薫
- 石村昇(三男):南青吉
- 石村栄作(四男):平田武
- 石村幸吉(五男):阪東精一郎
- 石村ヒデ(長女):若葉喜世子
- 小川先生:大日方伝
- 光子(喫茶店の娘):椿澄枝
- 工場の組長:真木順
- 職工:藤輪欣司
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徳永 直(とくなが すなお、1899年(明治32年)1月20日 - 1958年(昭和33年)2月15日)は、日本の小説家。熊本県飽託郡花園村(現熊本市西区)生まれ。職業を転々とした後、共同印刷の労働争議に参加し解雇。この体験から「太陽のない街」を『戦旗』に連載して、以来ナップ系の中心作家となった。戦後は新日本文学会に参加、『妻よねむれ』などを書いて活躍した。