『にっぽんGメン』(にっぽんジーメン)は、1948年(昭和23年)から1960年(昭和35年)にかけて製作された、日本映画シリーズである。囮捜査官の活躍を描いたアクション映画で、東横映画で2作、東映で3作が作られた。
『にっぽんGメン』(にっぽんじーめん)は、1948年(昭和23年)10月12日に公開されたシリーズ第1作。自動車ギャング団の摘発に挑む警視庁捜査一課の捜査員たちの活躍を描く。
監督 | 松田定次 |
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脚本 | 比佐芳武 |
製作 | 牧野満男 |
出演者 | 片岡千恵蔵 市川春代 伊沢一郎 杉村春子 美ち奴 杉狂児 加東大介 藤井貢 大日方傳 月形龍之介 鈴木傳明 |
音楽 | 深井史郎 |
撮影 | 川崎新太郎 |
編集 | 宮本信太郎 |
製作会社 | 東横映画京都撮影所 |
配給 | 大映 |
公開 | 1948年10月12日 |
上映時間 | 77分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
- 江藤実:片岡千恵蔵
- 白石たか子:市川春代
- 白石譲治:伊沢一郎
- 白石とよ:杉村春子
- 秋月ナオミ:朝雲照代
- 小松川ハナ:橘公子
- 香山みどり:美ち奴
- 甲野金治郎:杉狂児
- 東川安治郎:山口勇
- 村岡雄治:原健作
- 清川吾一:水原洋一
- 加藤警部補:加東大介
- 浅沼八郎:団徳麿
- 本間福次郎:村田宏寿
- 土崎課長:上代勇吉
- 三村:戸上城太郎
- 古川久夫:藤井貢
- 金森警部:大日方傳
- 藤沢刑事部長:月形龍之介
- 曾我部貞一:鈴木傳明
- 竹永鑑識課員:椿三四郎
- 押田金三:小堀明男
- 奥田老人:水野浩
- 留吉:吉谷久雄
- 貝原公平:中野清
- 井本正吉:青山健吉
- 野村:前田静夫
- 戸倉良介:伊達三郎
- 山本正一:越川一
- 横山啓吉:大州章三
- 塚原傳蔵:月京介
- 柳田巡査:牧原三郎
- 桐原巡査:藤沢彰
- 西川巡査:小崎次郎
- 木寺考市:舟津進
- 山田:美甘駿
- 松川:時田一男
- 清水:高橋照明
- 新聞記者清水:上川孝照
- 野沢巡査:杉義一
- 女中おしげ:西村秀子
- おはま:滝口喜美枝
フル動画前編
後編
戦後はGHQの占領政策によりチャンバラ映画の製作が禁止されたため、現代劇に活躍の場を移す。1946年(昭和21年)、松田定次監督の『七つの顔』で七つの顔の男・藤村大造を演じ、彼の当たり役となりシリーズ化された。興業的にも大成功し、荒唐無稽なエンターテインメント作品として人気を得た。
1947年(昭和22年)、マキノ光雄に頼まれて東横映画の作品に出演。『三本指の男』『にっぽんGメン』がそれにあたるが、前者では金田一耕助を演じ、藤村大造と並ぶ当たり役として、東横時代に4本・東映時代に3本が作られた。後者は囮捜査官の活躍を描いたギャング・アクションの第1作で、東横で計3作のシリーズが製作された。
1948年(昭和23年)10月、大映京都撮影所で大映系映画館主大会が開かれ、社長の永田雅一は挨拶で「多羅尾伴内ものなど幕間のつなぎであって、わが社は今後、もっと芸術性の高いものを製作してゆく所存である。」と言及[10]。この発言に千恵蔵が激怒し、「わしは何も好き好んで、こんな荒唐無稽の映画に出ているのではない。幸い興行的に当たっているので、大映の経営上のプラスになると思ってやっているのに社長の地位にあるものが幕間のつなぎの映画とは何事だ。もう伴内ものは絶対に撮らない。大映との契約が切れたら再契約しない。」と言明し永田と千恵蔵の関係は決裂。これを機に比佐芳武らとともに東横映画への移籍を決意した。
同年に大映を退社。翌1949年(昭和24年)に東横映画へ移籍した。
幕間のつなぎ
1946年‐1950年 多羅尾伴内 - Wikipedia
1947年‐1956年 金田一耕助 - Wikipedia
1948年‐1951年 にっぽんGメン - Wikipedia
1948年 かくて忍術映画は終わりぬ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
1950年 俺は用心棒 (映画) - Wikipedia
1950年 いれずみ判官 - Wikipedia」
なんか金田一が面白そう
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警視庁全面協力?
犯人グループが旧軍ということで当局に忖度した企画。
東宝争議の影響か、非常においしいキャスティング。