今日からこれ。
1. 愛の終焉
146分 モノクロ 1944年
原題「Mr. Skeffington」
監督:ヴィンセント・シャーマン
主演:ベティ・デイヴィス、クロード・レインズ
自分の美貌に酔いしれ、常に誰かに愛されることを求める女性と、
そんな彼女を理解した上で結婚し、愛し続ける夫。
主演二人の見事な演技から目が離せない傑作ドラマ!
『ミスター・スケフィントン』は、エリザベス・フォン・アルニムによる1940年の同名の小説に基づいた、ヴィンセント・シャーマン監督の1944年のアメリカのドラマ映画です。
エリザベス・フォン・アーニム (Elizabeth von Arnim、本名:Mary Annette Gräfin von Arnim、 旧本名:Mary Annette Beauchamp、1866年8月31日 - 1941年2月9日) はオーストラリア出身の小説家である。結婚に伴い、ドイツ貴族の名を得た。
この映画では、ベティ・デイヴィスが美しいが自己中心的な女性を演じ、多くの求婚者がいるが、兄を刑務所に行くのを救うためだけに、クロード・レインズ演じるジョブ・スケフィントンと結婚する。 また、1914 年上流社会におけるスケフィントンのユダヤ人としての地位、そしてその後のナチスドイツとの関係についても指摘している。 助演俳優には、ウォルター・エイベル、ジョージ・クーリス、リチャード・ウェアリングなどが含まれます。
Directed by | Vincent Sherman |
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Written by | Julius J. Epstein Philip G. Epstein |
Based on | Mr. Skeffington 1940 novel by ”Elizabeth” |
Produced by | Julius J. Epstein Philip G. Epstein Jack L. Warner |
Starring | Bette Davis Claude Rains |
Cinematography | Ernest Haller |
Edited by | Ralph Dawson |
Music by | Franz Waxman Paul Dessau |
Distributed by | Warner Brothers |
Release date |
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Running time |
145 min. |
Country | United States |
Language | English |
Budget | $1,521,000[1] |
Box office | $3,871,000[1] ($64.4 million in 2022 dollars) |
- Bette Davis as Frances Beatrice 'Fanny' Trellis Skeffington
- Claude Rains as Job Skeffington
- Walter Abel as George Trellis, Fanny's cousin
- Richard Waring as Trippy Trellis, Fanny's brother
- Marjorie Riordan as Fanny Rachel Trellis, Fanny and Job's daughter as an adult
- Robert Shayne as MacMahon, a local gangster
- John Alexander as Jim Conderley, one of Fanny's four persistent suitors
- Jerome Cowan as Edward Morrison, one of Fanny's four persistent suitors
- Peter Whitney as Chester Forbish, one of Fanny's four persistent suitors
- Bill Kennedy as Bill Thatcher, one of Fanny's four persistent suitors
- Johnny Mitchell as Johnny Mitchell, a younger suitor of Fanny's who later marries her daughter. Born Douglas Lamy, this actor changed his name to that of his character.[2]
- George Coulouris as Doctor Byles
- Dorothy Peterson as Manby, Fanny's housekeeper
- Creighton Hale as Casey (uncredited)
- Halliwell Hobbes as Soames (uncredited)
- Ethan Laidlaw as Cop (uncredited)
- Jack Mower as Man (uncredited)
- Will Stanton as Sid Lapham (uncredited)
予告
ポール・ヘンリードは、男性主人公のオファーを受けたが、妻の浮気を受動的に見守る男性として説得力がないと感じたため断ったと述べている.
(いや老け役にビビってただけだと思うぞ)
1989年のショーン・コンシダイン著『ベットとジョーン:神の確執』によると、デイヴィスはこの時、個人的に激しい苦痛を経験しており、それがこの映画の共演者や当時の他の数人の共演者に対する彼女の扱いに反映されており、その最高潮に達した。 悪質な個人攻撃。 どうやら、デイヴィスが楽屋から離れている間に、その日のシーンの撮影後にいつも使っていた洗眼剤に毒が入っていたらしく、デイヴィスは痛みのあまり叫び声を上げたという。 デイヴィスとかつて恋人関係にあったビンセント・シャーマン監督は、事件を捜査する刑事たちに「撮影現場の誰がそんなことをするかと尋ねたら、誰もが手を上げるだろう!」と認めた。 ベティ・デイヴィスでさえ、「私の人生のこの時点で私を愛してくれたのは母親だけだった」と語っていると言われています。
1914年当時のベティーさん
取り巻きチヤホヤ
弟が業務上横領
シャっチョさんを落としてチャラにしてもらう
ATMゲットだぜ!
出産、でも塩対応
娘は父ちゃん子
父「実はわしユダヤ、母ちゃんとは合わん」
娘「わいも一緒に欧州行くで」
娘だけ帰国「父ちゃんナチカスにつかまりよった」
若いツバメ、ゲットだぜ!
カレシとセーリング
「そこにいたら風邪ひくよ~」
風邪をこじらせたらこんなんなっちゃった
特殊メイクでイタいBBA
散歩してみては?
散歩から帰ったらハゲが来てた
「ヤベ、あーしのズラ」
「元夫が来てるよ」
「ナチに全部盗られて文無しだって」
「あーた」
「目ェ見ぃひん」
ベティーさんの顔芸見てると大友克洋思い出す。
関係ないけど、これって小津安二郎のパロディだったのね
デイヴィスの転機は1934年に訪れる。ワーナーでは便利使いの適当なヒロイン役や準ヒロイン役に甘んじていたが、自分の女優としての運命を変える事となった名匠ジョン・クロムウェル監督の『痴人の愛』(原作はサマーセット・モームの『人間の絆』)と出逢う。
当初、この作品が映画化されるに当たり、ヒロインのなり手が全くなかった。モームの自伝的小説とも言える『人間の絆』のヒロインであるミルドレッドは、それまでの英米文学で描かれることの無かった人物であり、史上最低最悪のヒロインと呼ばれたほどの悪辣な女性像であった。
スター・システム全盛期に、自分のイメージを悪くするような役を演じたがる女優が居るはずもなく、ヒロイン探しは難航したが、当時ワーナーに所属していたデイヴィスが、可もなく不可もない、便利使いの適当なヒロイン役に飽きたらず、これを転機と見定め、自らミルドレッド役に志願した。
しかし、専属契約をしていたワーナーは、当時、他社であるRKOの作品への出演を認めず、デイヴィスはこれに対抗し自らの鉄の意思を貫いた。
ミルドレッド役を手にした彼女にとって、もうひとつ幸運だったのは、モームの分身を演じる共演者がイギリスの名優で監督でもある大スター、レスリー・ハワードだったことである。非常に洗練されたハワードが相方に廻ったことにより、デイヴィスは一層引き立てられ、演技に開眼したと言っても過言ではない。
『痴人の愛』が全米で公開されるや否や、デイヴィスの憎らしいまでの強烈な存在感と悪女ぶりが大評判となり、批評家や評論家も彼女を激賞した。ただし、彼女にとって不運だったことは、当時のアカデミー賞のシステムにもよるが、他社の映画で大評判を取ったことである。
これに気分を害したワーナーのボス、ジャック・ワーナーが露骨に、かつ意図的に彼女を締め出しにかかり、デイヴィスはオスカーにノミネートされなかった(第7回アカデミー賞)。
これに怒ったのはデイヴィスでもワーナーでもなく、RKOでもなかった。当時の多くの新聞のコラムで疑問が呈され、ファンや評論家が抗議したのである。俳優仲間では親友のジョーン・ブロンデルと彼女の当時の夫で人気スターのディック・パウエルらが率先して、抗議のアピールをした。
アカデミーの事務局には、電話や電報による抗議が殺到し、収拾がつかない程の事態に陥り、デモ隊までが登場。抗議集会が開かれる寸前の所、ノミネーション発表9日目にして、どのカテゴリーもノミネーションに関係なく、誰に投票しても構わないという書き込み式の緊急措置がとられ、アカデミー会員側に通達する羽目になったのである。
しかし、デイヴィスはオスカーを受賞することはなかった。これは後に「オスカー史上の最も大きな過ち」と呼ばれ、今なおアカデミーの長い歴史を振り返る上で、忘れ去られることの無い、語り継がれるほど有名な話である。
エキセントリック女優も最後は
女子は婆ちゃんになっても可愛いから得だね!
コスミックの邦題は酷いね。
愛の終焉だと詐欺だな。
とは言っても「スケフィントン」とか日本人じゃ覚えられんか、