3. パンドラ
123分 カラー 1951年
原題「Pandora and the Flying Dutchman」
監督:アルバート・リューイン
主演:ジェームズ・メイソン、エヴァ・ガードナー
ギリシア神話「パンドラ」とオペラ「さまよえるオランダ人」をもとに描かれたロマン大作。
男たちを虜にする妖艶な美女を演じるエヴァ・ガードナーの美貌が全編に溢れ出る!
『パンドラ』（Pandora and the Flying Dutchman）は、1951年に公開されたイギリスのロマンティックファンタジードラマ映画。
ギリシア神話の「パンドラ」と「さまよえるオランダ人」伝説を基に、舞台を公開時の現代にして映画化した作品。
アルバート・リューイン（英語版）が製作、脚色、監督を務めた。出演はジェームズ・メイソンやエヴァ・ガードナーなど。テクニカラー。
主な撮影場所となったスペインカタルーニャ州のトッサデマール（英語版）には、1996年にガードナーの像が建てられた。
| 監督 | アルバート・リューイン |
|---|---|
| 脚本 | アルバート・リューイン |
| 製作 | アルバート・リューイン |
| 出演者 | ジェームズ・メイソン エヴァ・ガードナー |
| 音楽 | アラン・ロースソーン |
| 撮影 | ジャック・カーディフ |
| 製作会社 | ロムルス・フィルムズ |
| 配給 |  NCC |
| 公開 | .svg){kind=small} 1951年2月1日 1951年10月9日 |
| 上映時間 | 122分 |
| 製作国 | イギリス |
| 言語 | 英語 カタロニア語 スペイン語 |
| 製作費 | 120万ドル[1] |
| 興行収入 | 160万ドル[2] |
- James Mason as Hendrik van der Zee
- Ava Gardner as Pandora Reynolds
- Nigel Patrick as Stephen Cameron
- Sheila Sim as Janet
- Harold Warrender as Geoffrey Fielding
- Mario Cabré as Juan Montalvo
- Marius Goring as Reggie Demarest
- John Laurie as Angus
- Pamela Mason (credited as Pamela Kellino) as Jenny
- Patricia Raine as Peggy
- Margarita D'Alvarez as Señora Montalvo
- La Pillina as Spanish dancer
- Abraham Sofaer as Judge
- Francisco Igual as Vicente
- Guillermo Beltrán as Barman
予告編リマスター版なのパンドラ
３世紀前のシーンで寝オチしてた
「ざけんなよ！」と画面に悪態をついてた真っ暗なプリント
水死体が上がるけど、これって無理心中？
冒頭のフラメンコがマジもん（スペインの観光誘致とも思えるけど）
続けてエヴァも歌う（映画の中ではパンドラ嬢）
マッパで泳ぐエヴァ（いやパンドラ）
船にはダッチマンが独り
ダッチマン作「パンドラの箱を持つパンドラ」
イキるドライバー登場！ガチ惚れして命がけの速度記録に挑戦（この後炎上）
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イキる闘牛士登場「ダッチマン頃すぞ」
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母ちゃんに占ってもらったら「死ぬからやめろ」
闘牛士、嫉妬に駆られてダッチマンを刺殺
でも死んでなくて逆に闘牛士が牛に刺されて草
完成！「パンドラの箱を持つパンドラ」
「自分、神様から呪いをかけられて死なせてもらえん」
「呪いを解くにはワシのために女子がタヒんでくれなあかん」
元妻のそっくりさんと出会うまでは死んでもしにきれんくてこの世を彷徨ってた
これでやっと成仏できる
監督・脚本アルバート・リューイン
ルーウィンはニューヨーク州ブルックリンで生まれ、ニュージャージー州ニューアークで育ちました。 彼はハーバード大学で修士号を取得し、ミズーリ大学で英語を教えました。 第一次世界大戦中、彼は軍隊に勤務し[1]、その後アメリカユダヤ人救済委員会の全国局長補佐に任命された。 その後、彼は1920年代初頭までユダヤ人トリビューン紙のドラマと映画の評論家となり、その後サミュエル・ゴールドウィンの読者になるためにハリウッドに行きました。
寡作だけどめっちゃ観たい
- The Moon and Sixpence (1942)
- The Picture of Dorian Gray (1945)
- The Private Affairs of Bel Ami (1947)
- Pandora and the Flying Dutchman (1951)
- Saadia (1953)
- The Living Idol (1957)
エヴァ・ガードナーがやヴぁい
第二次世界大戦中の1942年に、人気俳優のミッキー・ルーニーと結婚したことで、名前は知られるようになった。この結婚は長続きせず、1年半で離婚した。
その後、ミュージシャンのアーティ・ショウと結婚するも1年で離婚した。
ティーン向けの歌手から出発し、幼なじみのナンシーと結婚して3児の父になっていたシナトラは、当時歌手として低迷し、俳優としてもくすぶっていた。エヴァと交際するようになっても、カトリックである上にマフィアの娘でもあるシナトラの妻が離婚を承諾せず、いらだったエヴァは前夫アーティー・ショーに会ったりしていた。そのことに怒ったシナトラが、エヴァと電話で会話中に、彼女に聞こえるようにピストルを壁に向けて発射するという事件を起こした[要出典]。
なお、シナトラとは1951年11月に結婚[6] したが、1953年に公開された『地上より永遠に』出演後のシナトラの人気復活とともに、シナトラに再発した浮気癖が原因で1957年に離婚している。
映画での尻軽塩嬢っぷりは実生活との重ね合わせ。
一瞬で夢から覚めたわwww
考えてみたらワーグナーのオランダ人、序曲しか聞いたことなかった。
先生の解説
全曲聴いてみよう！
関係ないけどワーグナーと聞くとこれが最初に聞こえてくる。
1930年のスペイン、となるとスペイン内戦前夜。
1936年から1939年まで第二共和政期のスペインで発生した内戦。マヌエル・アサーニャ率いる左派の共和国人民戦線政府（ロイヤリスト派）と、フランシスコ・フランコを中心とした右派の反乱軍（ナショナリスト派）とが争った。反ファシズム陣営である人民戦線をソビエト連邦、メキシコが支援し、欧米市民文化人・知識人らも数多く義勇兵（国際旅団）として参戦、フランコをファシズム陣営のドイツ、イタリア、ポルトガルが支持・直接参戦した。
第二次世界大戦の予兆。そこに現れるさまよえるオランダ人 - Wikipedia。
神罰によって、この世と煉獄の間を彷徨い続けているオランダ人の幽霊船があり、喜望峰近海で目撃されるという伝説（フライング・ダッチマン）を元にした、ドイツの詩人ハインリヒ・ハイネの『フォン・シュナーベレヴォプスキー氏の回想記』（Aus den Memoiren des Herren von Schnabelewopski、1834年）にワーグナーが着想を得て再構成し、1842年に完成し、1843年に初演された。
ハイネは1797年12月13日、デュッセルドルフのユダヤ人の家庭にハリー・ハイネ（Harry Heine）として生を受けた。
1803年、イスラエル人の私学校リンテルゾーンに入学する。翌年、ナポレオン法典が公布され、ユダヤ人でもキリスト教徒の学校に入ることが許されたため、リンテルゾーンと並行してフランシスコ派修道院内の標準学校に入学する。少年時代のハイネは「ハリー」というイギリス風の名前やユダヤ人の出自のために、周囲のからかいの対象となった。
なるほど。ヒトラーに焚書された訳だ・・・
さまよえるオランダ人の理由
さまよえるオランダ人にさまよえるユダヤ人の姿を重ねて、神罰から解放
冒頭のロマはユダヤ人な訳だ。
プロメーテウスが天界から火を盗んで人類に与えた事に怒ったゼウスは、人類に災いをもたらすために「女性」というものを作るようにヘーパイストスに命令したという[1]。
ヘーシオドス『仕事と日』（47-105）によればヘーパイストスは泥から彼女の形をつくり、神々は彼女にあらゆる贈り物（＝パンドーラー）を与えた。アテーナーからは織機や女のすべき仕事の能力を、アプロディーテーからは男を苦悩させる魅力を、ヘルメースからは犬のように恥知らずで狡猾な心を与えられた。そして、神々は最後に彼女に決して開けてはいけないと言い含めてピトス（「甕」の意だが後代に「箱」といわれるようになる。詳細は後述）を持たせ、プロメーテウスの弟であるエピメーテウスの元へ送り込んだ。
美しいパンドーラーを見たエピメーテウスは、プロメーテウスの「ゼウスからの贈り物は受け取るな」という忠告にもかかわらず、彼女と結婚した[1]。そして、ある日パンドーラーは好奇心に負けて甕を開いてしまう[1]。すると、そこから様々な災い（エリスやニュクスの子供たち、疫病、悲嘆、欠乏、犯罪などなど）が飛び出した。しかし、「ἐλπίς」（エルピス、意味は後述）のみは縁の下に残って出て行かず、パンドーラーはその甕を閉めてしまった。こうして世界には災厄が満ち人々は苦しむことになった。ヘーシオドスは、「かくてゼウスの御心からは逃れがたし」という難解な言葉をもってこの話を締めくくる。最初の女性であるパンドーラーが人類に災厄をもたらしたという神話が作られたのは、ヘーシオドスが徹底した女嫌いだったためとされる[2]。ヘーシオドスは『神統記』（570–615）においてもパンドーラーについて触れ、神々からつかわされた「女」というものがいかに男たちの災いとなっているか熱弁している。
なるほど！当時最もパンドラだったのがエヴァだったんだwww
どうしても解けない謎が
他の映画では真っ当な露光なのに、なぜにこの映画だけ真っ黒？
これたぶんマン・レイ - Wikipedia
ユダヤ人だし、虐殺直後の気分なのかも。
1940年、フランスの敗北後、ユダヤ人の出自を心配したマン・レイは、なんとかリスボンにたどり着き、サルバドールとガラ・ダリ、そして映画監督のルネ・クレールとともにアメリカに向かいました。ニューヨークで数日を過ごした後、彼はタヒチに出国するつもりで西海岸に行き、そこで数年間滞在しました。
ハリウッドに着くと、展覧会のオファーを受け、2人目の妻でルーマニア生まれのダンサーでモデルのジュリエット・ブラウナーとナイトクラブで出会った18,20彼は1946年に結婚した21、そして再び絵を描き始めることにしました。ロサンゼルスを拠点に、1930年代にアンリ・ポアンカレ研究所で発見・撮影した数学的彫刻を描き、それぞれにシェイクスピア作品のタイトルを付けた22.
1951年にパリに戻り、カンパーニュ・プルミエール通り31番地のオテル・イストリアに住みました23.同年、フェルー通り2番地のスタジオでカラー写真の実験を行いました1
アルバート・ルーウィンの友人であるアーティストのマン・レイは、Pandora のためにいくつかのセットをプロデュースしました。 彼は、特にキュビズム風のチェスの駒や、映画の中で見られるいくつかの絵画、特にデ・キリコ流のシュールレアリスムのシーンを制作した[5]。