7. 戦う第69歩兵連隊
90分 モノクロ 1940年
監督:ウィリアム・キーリー
主演:ジェームズ・キャグニー、パット・オブライエン、ジョージ・ブレント
第一次大戦中、愛国心が強いだけの我がまま男、ジェリーは名門連隊の所属になったが、規律を守れず、問題児と化していた。しかし気長に彼を見守るダフィー神父との触れ合いが、ジェリーを変え、隊を救う英雄となる……。

 

The Fighting 69th - Wikipedia

The Fighting 69th Movie Poster - IMP Awards

『ファイティング 69th』は、ジェームズ・キャグニー、パット・オブライエン、ジョージ・ブレント主演の 1940 年のアメリカの戦争映画です。 このプロットは、第一次世界大戦中のニューヨーク市の第 69 歩兵連隊の実際の功績に基づいています。この連隊には、南北戦争中にロバート E. リー将軍と敵対したときにそのあだ名が付けられました。

『ファイティング 69th』に描かれている実在の人物には、牧師のフランシス P. ダフィー神父が含まれます。 大隊指揮官で将来の OSS リーダー「ワイルド・ビル」ドノバン。 オリバー・エイムズ中尉、小隊指揮官。 そして軍曹。 ジョイス・キルマー(ジェフリー・リン)、1918年7月30日に戦死した有名な詩人。

 ダフィー神父

 ダフィー神父とドノヴァン中佐

Kilmer's Columbia University yearbook photograph, c. 1908 詩人ジョイス・キルマー

 

『ファイティング 69th』の大部分は、キャンプ ミルズ、連隊の訓練基地、フランスのさまざまな村、数多くの戦場として機能したワーナー ブラザーズのカラバサス牧場で撮影されました。

 

ジョン・T・プラウトはアイルランド系アメリカ人で、元連隊大尉でアイルランド陸軍大将も務めた人物で、この映画の「技術顧問」を務めた。

 

Directed by William Keighley
Written by Norman Reilly Raine
Fred Niblo, Jr.
Dean Riesner
Produced by Louis F. Edelman
Hal B. Wallis
Starring James Cagney
Pat O'Brien
George Brent
Dennis Morgan
Alan Hale, Sr.
Cinematography Tony Gaudio
Edited by Owen Marks
Music by Adolph Deutsch
Color process Black and white

Production
company

Warner Bros.

Distributed by Warner Bros.

Release date

  • January 27, 1940 (US)

Running time

90 minutes
Country United States
Language English
Box office $2,313,000[1]

予告

 

イキるキャグニー。
James Cagney as Private Jerry Plunkett
The Fighting 69th (1940)
上官に逆らい、喧嘩をふっかける。
Unquiet on the Western Front - WSJ
そんなポンコツを生あたたかく見守る従軍神父
The Fighting 69th (1940)
周囲の静止を振り切って照明弾を撃ち上げ勝手に発砲。
標的となって敵の砲撃を食らって、味方死傷者多数。
The Fighting 69th 1940 U.S. Silver Gelatin Single-Weight Photo ...
その後も散々やらかす
The Fighting 69th (1940)
総攻撃の際、投げ込まれた手りゅう弾に覆いかぶさり味方を守って戦死。
Alan Hale, Sr. Movies List: Best to Worst
多くの兵を看取る神父。
Me, Myself, and I: What a Film: The Fighting 69th Review
第一次世界大戦で多くの将兵に勇気を与えた神父の話らしい。
100 New Code Films – #41: “The Fighting 69th” from 1940; Memorial Day ...
 
 
映画の公開が1940年1月。
この頃は独ソでポーランドを分割してる頃。
ソ連はフィンランドに侵攻開始。
沈黙していた対英仏戦は5月に侵攻開始。6月にはパリ占領。
FDR政権としては一刻も早く欧州に派兵したいとこだけど、選挙公約の手前上、直ちに掌返しはできない。
そんなジレンマの中で参戦世論を醸成するには、チキンでポンコツ国民を鼓舞する必要があって、ステレオタイプヒーローを出さない方針の映画にしたのか。よく分からんけど。
 
 

この映画観てて思い出したのが突撃 (1957年の映画) - Wikipedia

 

WW1が舞台でチキンな兵隊を銃殺するトラウマ映画。

キューブリックの方が後出しだけあって、いかにもありそうだけど、こっちのはキャグニーのキャラ付けが余りにあざとくて観てるのが苦痛だった。しかもラストのどんでん返しで蛮勇振るう厨二病。

ようつべでサムネで釣って前置きで引っ張って飽き飽きしてきたところで本文小出し、みたいな焦らしをやられると即飛ぶ癖が酷くなってきてる。

もうそろそろ映画館も終わりそうな予感。