2. その信管を抜け!
102分 モノクロ 1949年
監督:マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー
主演:デヴィッド・ファーラー、キャスリーン・バイロン
1943年、第二次世界大戦下のイギリス。爆弾の信管を研究する科学者サミーは、新たに発見されたドイツ製爆弾の解体処理に、決死の覚悟で赴く。
一触即発! 手に汗握るギリギリの極限状況を描く異色の戦争サスペンス!
The Small Back Room - Wikipedia
米国で『Hour of Glory』として公開された『The Small Back Room』は、マイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガーのイギリスのプロデューサー・脚本・監督チームによる1949年の映画で、デヴィッド・ファラーとキャスリーン・バイロン主演、ジャック・ホーキンスとシリル・キューザックが出演しています。 ナイジェル・バルチンによる1943年の同名の小説に基づいています。 テーマは、最終戦争の縁の下の力持ちである「裏部屋の男たち」が徐々に本領を発揮していくというもの。
Directed by | Michael Powell Emeric Pressburger |
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Written by | Michael Powell Emeric Pressburger |
Based on | The Small Back Room by Nigel Balchin |
Produced by | Michael Powell Emeric Pressburger |
Starring | David Farrar Kathleen Byron Jack Hawkins Leslie Banks Cyril Cusack |
Cinematography | Christopher Challis |
Edited by | Clifford Turner |
Music by | Brian Easdale |
Distributed by | British Lion Films |
Release date |
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Running time |
106 minutes |
Country | United Kingdom |
Language | English |
Budget | £232,972[1] |
Box office | £129,732 (UK)[2] |
- David Farrar as Sammy Rice
- Kathleen Byron as Susan
- Jack Hawkins as R.B. Waring
- Leslie Banks as Colonel A.K. Holland
- Michael Gough as Captain Dick Stuart
- Cyril Cusack as Corporal Taylor
- Milton Rosmer as Professor Mair
- Emrys Jones as Joe
- Walter Fitzgerald as Brine
- Renée Asherson as A.T.S. corporal
- Henry Caine as Sergeant Major Rose
- Sid James as "Knucksie" Moran, barkeeper and ex-boxer
- Sam Kydd as Private Crowhurst
- Michael Goodliffe as Till
- Geoffrey Keen as Pinker
- June Elvin as Gillian
- David Hutcheson as Norval
- Robert Morley as the government minister (credited as "A Guest")
- Roddy Hughes as Welsh doctor
- Bryan Forbes as Peterson, the dying gunner (credited as Brian Forbes)
- Roderick Lovell as Captain Pearson
- James Dale as Brigadier
- Elwyn Brook-Jones as Gladwin
- Anthony Bushell as Colonel Strang (Royal Engineers OC)
- Julian Somers as Dr Bryan
- James Carney as Sergeant Groves
- Ted Heath's Kenny Baker Swing Group as Hickory Tree Band
- Kenny Baker as Trumpeter
- Frederic Lewis as Fred Lewis (credited as Frederick Lewis)
- Patrick Macnee as a committee member (uncredited)
オープニングと導入
スチュアート大尉が技官を訪ねる
Michael Gough as Captain Dick Stuart
技官ならここにいるよ
技官は居酒屋で一杯やってた
技官David Farrar as Sammy Rice
事務員Kathleen Byron as Susan
大事な話がある。
独軍爆弾で子供が被害に遭った。
構造を明らかにしたいので協力してほしい。
同じの見つかったらバラしに行くんで。
実は同棲してるふたり。
研究中
新兵器の試射会。
技官「これはあきまへんなあ」
将校「そうか、あかんか」
技官「あれは使えませんねえ。」
部長「いや、社長と大臣とでナシはついてる。」
Jack Hawkins as R.B. Waring
社長「大臣が視察に来るんであとヨロ」
大臣「これが研究所かぁ!」
大臣「それ何?」
技官「計算機です」
大臣「ちょっとやらせて!」
技官(PCに触ったことのないIT大臣かよっ)
審議会
各大臣「全員賛成」
軍部「あれじゃ兵隊が死にます」
技官「数値的にコスパ悪いです」
研究所が閉鎖になる
別れよう
彼女出てった・・・
荒れる技官「もっと飲ませろ」
宅飲み
個人的にこの映画最大の見せ場「アル中による幻覚」
爆弾見つかった。大尉は爆死した。
これより分解。
反対側を外さないと
これで安心。
帰宅したら彼女が待ってた。
本来なら爆弾処理でドキハラさせる映画だと思うけど、冒頭の大尉が引っ込んだ途端、男女の愛憎劇。ラブラブ状態から急展開。アル中というよりヤク中じゃないかと思えるような幻覚シーン。
爆弾処理が見せ場の映画、と言えばジャガーノート (映画) - Wikipedia
『スモール・バック・ルーム』は、『赤い靴』で最高潮に達したランク・オーガニゼーションで利益を上げながらも物議を醸した時期を経て、パウエルとプレスバーガーがアレクサンダー・コルダに復帰したことを記念したものであった。 この映画は、バッキンガムシャーのデンハム フィルム スタジオなど、いくつかのスタジオで撮影されました。 ミドルセックス州アイルワースのウォートン・ホール・スタジオ。 サリー州シェパートンのシェパートン・スタジオ。 ロケーション撮影はドーセット州アボッツベリーのチェシル銀行とセント・キャサリンズ・チャペルで行われた。 ソールズベリー平原のストーンヘンジ。 ロンドンのビクトリア堤防で。 そしてアボッツベリー駅へ。
マイケル・パウエルは自伝『映画の中の人生』の中で、『赤い靴』、『ホフマン物語』、『スモール・バック・ルーム』などの映画製作に導かれたのは、『ノスフェラトゥ』などのドイツ表現主義映画の影響であると認めた。
The Tales of Hoffmann (1951 film) - Wikipedia