目指す肉体 | Road to Freedom

目指す肉体

今日は、私が目指している肉体について書きたい。
いつもかなり暗い話題になってしまうのだが、たまにはこういうくだらない日記も良かろう。

というのも、私は最近筋トレを始めたからだ。

私は元々体の線が細いため、コンプレックスを持っていた。ブレイクダンスを始めて上半身は筋肉がかなりついたものの、下半身は細いままで全体的にバランスが悪い。上半身に比べ下半身が貧弱だと脚も短く見える上に、男として頼りなく見えてしまうと思う。そのためウエイトマシンを使って特に脚を太くしたいと常々思っていた。

また、日本人としての体格にもコンプレックスがある。
私は格闘技が好きでよくテレビで見るのだが、日本人選手が海外の白人・黒人選手に力負けする場面を見るたびに、日本人の体の弱さを悔やんでしまうという変わった性質がある。特に黒人に関しては、上野などでよく見かける一般の人でも日本人からすれば、胸板も厚く腕も太くかなりいい体格をしている。それを見るたびにとても悔しい思いをする。なぜ、日本人はこれほど貧弱なのか・・・と。

しかし日本人の女性には、外国人のようなマッチョはあまり好まれないという。私もボディビルダーのようにはなりたくないが、それでも今日本でいいスタイルといわれるような、モデルのような細身の体には何ら魅力を感じない。あまりに弱弱しいし、体が細いと顔も大きく見えるからだ。

これは持論だが、細身が好まれるのは、あまりに日本が平和だからだと思う。治安の悪い外国や紛争地域では、自分の体を守るにはやはり強靭な体が必要であり、必然的にそういった体格が好まれるようになるのではないか。現にアメリカなどはマッチョが好まれるため、多くの男性がウエイトトレーニングに励むと聞いたことがある。


では、どのような体格が理想なのか。どのような体格を目指すべきなのか。
私はことあるごとに自問してきたが、ついに1つの答えが見つかった。

それは、マネキンである。特にアパレルの店に置いてあるものだ。

なぜならそのマネキンは服が最も似合うように理想的に設計されているからだ。そもそもこのことに気づいたのは、マネキンが着ている服はとても素晴らしく見えるのに、いざ自分が試着してみるとあまり似合わない・・・ということが多々あり、それはマネキンの体格が意外にマッチョであるためだと気づいたのだ。特にマネキンの不自然に厚い胸板が服の魅力を際立たせていると思っている。

というわけで、私はマネキンの体を手に入れるべく、筋トレに励んでいる。

皆さんも、今度マネキンの体をじっくり観察していただきたいと思う。何か新しい気づきがあるかもしれない。