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オウ、よく来たナ!

 

11月16日の土曜日に浅草アミューズカフェシアターでのおSET隊ライブに行ってきました。

いやぁ~、楽しかった!

うん、とっても素直に「楽しかった!」と言えるライブでした。

 

 

リブログしたおSET隊リーダーのやすぴーさんブログによると「いままででいちばんぐっだぐだだった気がします」とありますが、そうは感じなかったなぁ。

逆にわたしが拝見したうちでいちばん濃厚で意欲的で魅力的なライブだったような気がしました。

アミューズカフェシアターという会場の個性をフルに遊び倒してお客さんと楽しもうという気概を感じたんだよね。

舞台中央の回り舞台や舞台脇の花道のような構造、客席にある柱とそこに設置されたハシゴ、幕とスクリーン、舞台の広さ。

そういうの使う設定を新作コントに練りこんで、走ったり踊ったり飛んだり止まったり寝ころんだり・・・?

いっぱい悩んでいっぱい汗かいて、観客を楽しませよう、伝えようという気持ちが隅々まで行き渡っていて(観客への誠意)、かつそのことを自分たちが楽しんでいる(自分たちへの誠意)、この感じが、一貫した楽しさとさわやかさに通じたんじゃないかな。

例えば、オープニングでかかる曲が違って入場やり直したり、観客にわかるような&わからないハプニングいろいろあったみたいだけど、それが逆におSET隊の魅力につながっていました。これは先に書いた「誠意」があるからじゃないかなと思うんだよね。お客さんと一緒につくる世界を大事にしてる。それをつくる力をつけている気がします(最近、阿佐ヶ谷姉妹のライブでも似たような感覚を抱いてます)。

 

そして、この日初公開された新曲の「SAKURA侍」が、ポップで口ずさみやすくとてもいいっ!

プロデュース・作詞・作曲は、爆風スランプの我らがパッパラー河合さん!

このたびスーパーエキセントリックシアターが日本ホッケー協会公認でしながわホッケー応援団を結成し、来たる東京オリンピックに向けてガンガン応援していくらしいのですが、その応援歌がこの「SAKURA侍」!

ライブの日には、こどもSETのみなさんがステージに上がり、「SAKURA侍」をおSET隊と歌い踊りました!

これがほんとよかった。

「はひふへホッケー! みんなでホッケー!」

おSET隊はもちろん、こどもSETの声にもぴったりフィットしてこころが弾んだなぁ♪

スポーツ観戦ほとんどしないけど、ホッケー観ようという気になりました。

 

―――――――――――以下、追記(2019.11.18 19:54)―――――――――――

やすぴーさんは、コントでのキャラごとの動きがとても面白かった!事務インストラクターは、横揺れの動きでフットワークが軽~い感じがよく出てて、デザイナー役は縦への動きでちょっとイケイケ(?)でノッてるイメージ、女優役は中堅女性演歌歌手的な回転のある腰のひねりでちょっとめんどくさい独特な雰囲気(イメージ的には食べ物のチョロギ)を感じて、とてもコミカルでした!

 

理紗さんのコントでの演技には、計算された緩急を感じました。途中から豹変する役ばかりだったので、余計にそう感じたのかもしれません。スイッチが入る前と後との分かれ目がとても見事で、動きにキレがありました。

 

桜さんは、とても思い切りがよく、動物的(?)な勘の良さを毎回感じていて、今回もそれを目の当たりにしました。クールなモデル役と暑苦しい侍役者役のような極端な役ってとても合うなぁと感じました。

 

―――――――――――以上、追記終わり―――――――――――――――

 

あとこれは個人的なことなんだけど、自分の席が舞台の真ん前正面で、めっちゃキンチョーした!

演者さんをこんな近くで観るなんて!

開演直後、動いてもいないのにおSET隊以上の汗をかいていたのはわたしです。

あと、近すぎるとまっすぐお顔を見るの恥ずかしかったり、照明がまぶしかったりで、視線が挙動不審になりました^^;

でも、あんな近くでおSET隊を観られて幸せでした。

 

いつものように冗長ですが、そんな楽しいライブでした!またライブに行ける日を楽しみに!


 

で、夜のおSET隊ライブの前に、せっかく東京に来たのであちこち行きました。

当日は山手線が品川~田町間で運休で、線路の上にたくさんの作業員さんや重機があって面白い光景だったなぁ。電車が揺れて、写真撮れなかった!料金的にお得で効率がいい田町で下車して都営地下鉄の三田駅へ。この後の都内は一日都営地下鉄やバスなどが乗り放題の「都営まるごときっぷ(700円)」で移動。

 

まずは早めの昼食を九段下のラーメン屋・八咫烏で。

このお店、大好きな宮地真緒さんがよくインスタで紹介していて、とてもおいしそうなんだよね。

以前一度行った時には臨時休業で食べられなかった。

真緒さんが載せていたメニューはやってなかったのだけど、塩ラーメン「白」をいただいてきました。

澄んだスープはもちろん、麺自体が小麦の味がしてとてもおいしかった!

 

次に上野に行ってホテルがやってる日帰り入浴プランでサウナとかでゆったり。とても気持ちよかった!

浅草に移動して、浅草寺を参詣。大黒様の御朱印をいただきました。

 

ライブ受付までの休憩に、少し離れた喫茶店へ。

昭和のポップスのLPが店内に並べられていて、行った時は大瀧詠一とチェッカーズのLPを流してたよ。

高校時代クラスメートがチェッカーズ大好きで、当時貸してもらったアルバムだったから懐かしかった!

 

チケット受付後は、浅草に来ると毎回行ってる、ら麺亭でわんたん麺(600円+大盛100円)と焼売(2個150円)を。安くておいしいんだよね。

 

おSET隊のおかげで、とても充実して幸せ感に満ちた一日になりました。

おSET隊ありがとう!

 

んじゃ、またナ!気をつけて帰れヨ!

 

リブログって初めてだったかな?うまくできてるといいケド!

オウ、よく来たナ!

 

※本ブログ記事は2019.10.7の1:31に投稿されたブログ記事を分割したものです。内容は同じものですのでご了承ください。

 

本日はおSET隊のミニライブと、中山忍さん、小宮孝泰さんご出演の「レッドスネーク、カモン!!」を観てきました!おSET隊のミニライブについては全ブログ記事にて。

 

おSET隊のミニライブ後、「レッドスネーク、カモン!!」の会場、三越劇場へ!初めての三越劇場。劇場内の装飾(壁や天井など)とても重厚感があって見とれちゃいました。

後ろに忍さんが大好きな浅野ゆう子さんからのお花が見えますね!

 

このお芝居は、特に昭和に大活躍した東京コミックショウの猪狩千重子さんの自伝が原作で、夫のショパン猪狩さんとの芸人夫婦の物語です。

わたしは幼いころTVで東京コミックショウ観てました。近所のひいばあちゃんのところにお使いに行くと、家具調テレビでは、てんやわんやさんの漫才だったり、若き日の小朝さんの落語だったりが流れていて、東京コミックショウもそういった中で観ていた記憶があります。笛に合わせて籠からへびが出てくるそのスタイルは、子どもにもわかりやすくてわたしのお気に入りでした。確か本当のへび使いよりも東京コミックショウを先に知ったような気がします。

籠に入ってヘビを操作する千重子さんを忍さんが、笛を吹き口上やトークで盛り上げる芸人ショパン猪狩さんをワハハ本舗の梅垣義明さんが演じました。

わたしのブログを昔から観ている方はご存知ですが、中山忍さんはわたしの永遠のマドンナでね、忍さんの姿を見、声を聴くだけでもう幸せなのです。それも今回は前から2列目!こんな近くで忍さん拝見したことが無い!たいへんな幸福感でありました。

華やかな衣装、質素な普段着のような衣装、どちらを着てもそれぞれの美しさがあって。腕も足もすーっとしてて、鈴のような声で。参っちゃった。

そんな忍さんがずーっとキラキラしている舞台です。演じる喜び、仲間に恵まれた喜びが伝わりました。ダメな夫に振り回されながら、そんな日々の中にも幸福を見つけ、それでも夫を愛する千重子さんを、まっすぐ、時にコミカルに演じていて、とってもよかった。

 

梅垣さんのショパン猪狩も見事で。客いじりがとてもうまく、ぐんぐん観るものを惹きつけます。不器用でわがままで、でも千重子さんを愛するショパンさんの人間らしさが体現されていてすごいなぁと圧倒されました。

長谷直美さんが、ショパンさんの母役で、姑として千重子をいびります。憎たらしくなるのですが、長谷さんがコミカルさも交えて演じられているため、不快にならず楽しく見られます。

ショパンさんの兄役として石井愃一さん、妹役が中島唱子さん。

石井さんの「間」がとても見事で、ここちよくて。なんだか音楽的な感じを受けました。

中島さんのお芝居は、「パーン」と新しく生まれるのではなく、初めからそこに「在る」ように感じる芝居でした。ちょっと抽象的な表現なのですが、派手な主張ではなく、静かに存在することで主張するような。迫力のある役者さんだなと感じました。

 

舞台転換がしばしばあるのですが、ポカスカジャンのタマ伸也さんによるオリジナル曲の弾き語りがあったり、3匹のスネークの妖精がストーリーテラーとして登場したり、間延びしない工夫がしっかりされています。歌は昭和のフォークのようでよかったですし、スネークの妖精(山根涼羽さん、岡田諒さん、市川愛大さん)がとても可愛らしくて!以前、忍さんがtwitterで可愛いと妖精3人組を誉めていましたが、その気持ちがよくわかりました。幼い子どもが3人集まってひそひそいたずらなナイショ話をしているような可愛さを感じました。

 

・・・長くなるけど、全員の感想書いちゃえ!手短に!(ネタバレを防ぐため、薄い感想になってしまいすみません)

ショパンの相方を演じる山田太一さんのまっすぐな演技もよかったです。太陽と月に例えるなら、ショパンの太陽と鯉口の月でしょうか。その月の踏み外さなさ(一部除く)を誠実に演じられていたように感じます。

弟子を演じられたタマ伸也さんと松井天斗さん、弟子の複雑な心情がしっかり伝わってきました。弟子同士の関係性、表情とても面白かったです。

マネージャー役の塩崎沙織さん、とてもリズミカルなお芝居が魅力的でした。空間の使い方がすごいなと感心しました。

漫才コンビ役のチャコールゾーンのやまげん。さん、高橋翔さん、漫才師を演じる漫才師としておふたりが果たした役割は大きいと感じました。劇中漫才のテンポ、ここちよかったです。

ダンスチームメンバー役の犬吠埼にゃんさん、仲村唯可さん、富樫ありささん、ダンスチームの華やかさと軽さと切なさを感じました。進駐軍のホールやその周辺の夜の風景は、こんな風だったかもしれないと感じました。また犬吠埼さんのホステス役にはしたたかさを、仲村さんの新人タレント役にはにじみ出るおのぼり臭を感じ、楽しみました。

 

医師役の清水拓蔵さん、いい人なんだけど少し頭でっかちな医師おもしろかったです。

看護師役の藤夕子さん、あの看護師さんはきっと舞台に書かれていない場面でもおせっかいなんだろうなと感じました。

通訳役の梅津翔さん、押しの強い進駐軍らしさがしっかり伝わってきました。きっとこういう方いらっしゃったんでしょうね。

愛人役の高尾美有さん、広島弁がとてもcuteで、切なくなりました。愛人の悲哀を感じさせてもらいました。

広告会社社員役の清水ひとみさん、ヤリ手だけどちょっとそそっかしい、人の愛らしさを感じるお芝居でした。

ディレクター役のあさりどの堀口文宏さん、軽薄だけど敵に回すと怖いめんどくささがビンビン伝わってきました。

談志の弟子役の寺町徹さん、家元から学び取ろうとする気持ちと未熟さとが同居する弟子の姿を感じました。

 

そして、立川談志役の小宮孝泰さん。

小宮さんも忍さんと同じく、わたしにとって特別な存在です。姿を見たり、声を聞いたりするだけで嬉しくなっちゃう方。

今回、談志さんにあまり寄せずに談志を演じたように感じました。姿や口調の真似ではなく、声のトーン、息づかいや視線、姿勢などにより、そのセリフの中で談志を生きるような。ひたすらに、かっこよかったです。

 

忍さんと小宮さんを同じ舞台で観られてわたしはとても幸せでした。ありがとうございました。

 

さて、ロビーにはこんなものがありました。

「どうぞご自由にお写真をお撮り下さい」とのこと。

ひとりで来ているわたしに、劇場のスタッフさんが「よろしかったら撮りましょうか」と声をかけてくれ、スネークの首の角度もアドバイスしてくれました。

ひとりで来ても楽しい!

ロビーでクリアファイルを購入。中央の写真はホームページからの先行予約特典です。

 

誰に向けて書いているんだか焦点がずれて読みづらくなった今回のブログですが、それでも気になった方いらっしゃったら10月13日(日)まで三越劇場で上演されています。ただし、立川談志役はWキャストで、小宮さんは12日(土)のみで、他の日程は立川談慶師匠が演じられます。こちらも興味深い。

 

以上、散漫で長いブログ、ごめんね!

んじゃ、またナ!気をつけて帰れヨ!

オウ、よく来たナ!

 

※本ブログ記事は2019.10.7の1:31に投稿されたブログ記事を分割したものです。内容は同じものですのでご了承ください。

 

本日はおSET隊のミニライブと、中山忍さん、小宮孝泰さんご出演の「レッドスネーク、カモン!!」を観てきました!

 

まずはおSET隊のミニライブを観に武蔵小山の林試の森公園へ。ミニライブは林試の森フェスタの一環で、おSET隊の後輩男性ユニットGrab"A"(グラバ)とのコラボ。開演の1時間くらい前から小雨が降ったりやんだり。

ステージの最前列にはGrab"A"ファンと思われる女子たちが、かなりガチなカメラをもったりして陣取っていました。雨具やカメラのカバーなど雨対策をしっかりしていて、気合のほどがうかがえます。大好きなんだな、とほほえましくなりました。公園でのフリーライブという性質上、お子さん連れも結構いて、やわらかい雰囲気。

わたしは途中までの参加になりそうだったので、2列目の端っこに。この位置取りが幸運を。結果的に舞台袖ゾーンに入ってきたおSET隊の正面に位置していたため、やすぴーさんが気付いてくれて手を振ってくれて、続いて理紗さん、桜さんも手を振ってくれて♪嬉しかったなぁ。誤解のないように申し上げると、その位置にいたおSET隊ファンがわたしだっただけで、ほかのファンの方を無視してわたしだけに手を振ったということではありません。先日やすぴーさんご出演の「フランドン農学校の豚」観に行った時と似たような服(同じだったかな)でメガネで似たような頭の照りなので、見分けがつきやすかったのかもしれません。とにかく、嬉しかった!

11:30開始予定でしたが、11:40過ぎたあたりからのスタート。「おSET隊ブギ」と「イマスグデテキテ」を歌いました。

最近、目をつぶった瞬間のショットが多くなっております。特技かと思うくらいに。後ろにいらっしゃるのはGrab"A"のうちのお三方。

 

ようやく撮れた開眼ショットも薄目です。Grab"A"の鈴木さんはどちらでも目を閉じています。当然ですが、鈴木さんちゃんと目を開けてライブされていました、鈴木さんの名誉のため。

 

おSET隊が歌っているあいだ、Grab"A"のみなさんが客席を回って一緒に手拍子をとったり、後ろで踊ったり、ステージを盛り上げようと頑張られていてとてもさわやかでした!

「イマスグデテキテ」は観客も一緒に踊る振りがあり、おSET隊が指導してくれるのですが、わたしは何度聞いても間違えるんだよねてへぺろ認知症予防体操もよく間違える実力者であります。この曲は「彼氏が欲しい」という内容で、今回やすぴーさんが客席の男の子(幼児)を曲中にナンパに行ったのですが、逃げられフラれておりました笑い泣き逃げたお子さんもガクンと落ち込むやすぴーさんもかわいかった!

 

次にGrab"A"さんの曲へ。と、ここでわたしのTime Up。Grab"A"さんたちがどんなステージをするのか興味深かったし、おSET隊と一緒に応援したかったけど、12時までに駅に着いていないと「レッドスネーク、カモン!!」の開演に間に合わないので、泣く泣く失礼しました。おSET隊、割烹着も持っていたから「割烹着のガール」も歌うのだろうにえーん再び降り出した雨の中、駅まで走ったのでした(がんばりました!)。

走りながら感じたのが、「ほんとに自分はおSET隊好きなんだな」ってことです。短い時間だったけど、なんだか元気になって幸せな気持ちになりました。おSET隊、ありがとう!

 

この後、「レッドスネーク、カモン!!」を観に、日本橋の三越劇場へ直行します。それは次のブログで。

 

んじゃ、またナ!気をつけて帰れヨ!

オウ、よく来たナ!

 

※本ブログ記事は、長くなりすぎたためこの後のブログで分割しております。内容は同一ですが、「いいね!」を複数いただいているため、削除しておりません。ご了承ください。(2019.10.7 9:53追記)

 

本日はおSET隊のミニライブと、中山忍さん、小宮孝泰さんご出演の「レッドスネーク、カモン!!」を観てきました!

 

まずはおSET隊のミニライブを観に武蔵小山の林試の森公園へ。ミニライブは林試の森フェスタの一環で、おSET隊の後輩男性ユニットGrab"A"(グラバ)とのコラボ。開演の1時間くらい前から小雨が降ったりやんだり。

ステージの最前列にはGrab"A"ファンと思われる女子たちが、かなりガチなカメラをもったりして陣取っていました。雨具やカメラのカバーなど雨対策をしっかりしていて、気合のほどがうかがえます。大好きなんだな、とほほえましくなりました。公園でのフリーライブという性質上、お子さん連れも結構いて、やわらかい雰囲気。

わたしは途中までの参加になりそうだったので、2列目の端っこに。この位置取りが幸運を。結果的に舞台袖ゾーンに入ってきたおSET隊の正面に位置していたため、やすぴーさんが気付いてくれて手を振ってくれて、続いて理紗さん、桜さんも手を振ってくれて♪嬉しかったなぁ。誤解のないように申し上げると、その位置にいたおSET隊ファンがわたしだっただけで、ほかのファンの方を無視してわたしだけに手を振ったということではありません。先日やすぴーさんご出演の「フランドン農学校の豚」観に行った時と似たような服(同じだったかな)でメガネで似たような頭の照りなので、見分けがつきやすかったのかもしれません。とにかく、嬉しかった!

11:30開始予定でしたが、11:40過ぎたあたりからのスタート。「おSET隊ブギ」と「イマスグデテキテ」を歌いました。

最近、目をつぶった瞬間のショットが多くなっております。特技かと思うくらいに。後ろにいらっしゃるのはGrab"A"のうちのお三方。

 

ようやく撮れた開眼ショットも薄目です。Grab"A"の鈴木さんはどちらでも目を閉じています。当然ですが、鈴木さんちゃんと目を開けてライブされていました、鈴木さんの名誉のため。

 

おSET隊が歌っているあいだ、Grab"A"のみなさんが客席を回って一緒に手拍子をとったり、後ろで踊ったり、ステージを盛り上げようと頑張られていてとてもさわやかでした!

「イマスグデテキテ」は観客も一緒に踊る振りがあり、おSET隊が指導してくれるのですが、わたしは何度聞いても間違えるんだよねてへぺろ認知症予防体操もよく間違える実力者であります。この曲は「彼氏が欲しい」という内容で、今回やすぴーさんが客席の男の子(幼児)を曲中にナンパに行ったのですが、逃げられフラれておりました笑い泣き逃げたお子さんもガクンと落ち込むやすぴーさんもかわいかった!

 

次にGrab"A"さんの曲へ。と、ここでわたしのTime Up。Grab"A"さんたちがどんなステージをするのか興味深かったし、おSET隊と一緒に応援したかったけど、12時までに駅に着いていないと「レッドスネーク、カモン!!」の開演に間に合わないので、泣く泣く失礼しました。おSET隊、割烹着も持っていたから「割烹着のガール」も歌うのだろうにえーん再び降り出した雨の中、駅まで走ったのでした(がんばりました!)。

走りながら感じたのが、「ほんとに自分はおSET隊好きなんだな」ってことです。短い時間だったけど、なんだか元気になって幸せな気持ちになりました。おSET隊、ありがとう!

 

それから「レッドスネーク、カモン!!」の会場、三越劇場へ!初めての三越劇場。劇場内の装飾(壁や天井など)とても重厚感があって見とれちゃいました。

後ろに忍さんが大好きな浅野ゆう子さんからのお花が見えますね!

 

このお芝居は、特に昭和に大活躍した東京コミックショウの猪狩千重子さんの自伝が原作で、夫のショパン猪狩さんとの芸人夫婦の物語です。

わたしは幼いころTVで東京コミックショウ観てました。近所のひいばあちゃんのところにお使いに行くと、家具調テレビでは、てんやわんやさんの漫才だったり、若き日の小朝さんの落語だったりが流れていて、東京コミックショウもそういった中で観ていた記憶があります。笛に合わせて籠からへびが出てくるそのスタイルは、子どもにもわかりやすくてわたしのお気に入りでした。確か本当のへび使いよりも東京コミックショウを先に知ったような気がします。

籠に入ってヘビを操作する千重子さんを忍さんが、笛を吹き口上やトークで盛り上げる芸人ショパン猪狩さんをワハハ本舗の梅垣義明さんが演じました。

わたしのブログを昔から観ている方はご存知ですが、中山忍さんはわたしの永遠のマドンナでね、忍さんの姿を見、声を聴くだけでもう幸せなのです。それも今回は前から2列目!こんな近くで忍さん拝見したことが無い!たいへんな幸福感でありました。

華やかな衣装、質素な普段着のような衣装、どちらを着てもそれぞれの美しさがあって。腕も足もすーっとしてて、鈴のような声で。参っちゃった。

そんな忍さんがずーっとキラキラしている舞台です。演じる喜び、仲間に恵まれた喜びが伝わりました。ダメな夫に振り回されながら、そんな日々の中にも幸福を見つけ、それでも夫を愛する千重子さんを、まっすぐ、時にコミカルに演じていて、とってもよかった。

 

梅垣さんのショパン猪狩も見事で。客いじりがとてもうまく、ぐんぐん観るものを惹きつけます。不器用でわがままで、でも千重子さんを愛するショパンさんの人間らしさが体現されていてすごいなぁと圧倒されました。

長谷直美さんが、ショパンさんの母役で、姑として千重子をいびります。憎たらしくなるのですが、長谷さんがコミカルさも交えて演じられているため、不快にならず楽しく見られます。

ショパンさんの兄役として石井愃一さん、妹役が中島唱子さん。

石井さんの「間」がとても見事で、ここちよくて。なんだか音楽的な感じを受けました。

中島さんのお芝居は、「パーン」と新しく生まれるのではなく、初めからそこに「在る」ように感じる芝居でした。ちょっと抽象的な表現なのですが、派手な主張ではなく、静かに存在することで主張するような。迫力のある役者さんだなと感じました。

 

舞台転換がしばしばあるのですが、ポカスカジャンのタマ伸也さんによるオリジナル曲の弾き語りがあったり、3匹のスネークの妖精がストーリーテラーとして登場したり、間延びしない工夫がしっかりされています。歌は昭和のフォークのようでよかったですし、スネークの妖精(山根涼羽さん、岡田諒さん、市川愛大さん)がとても可愛らしくて!以前、忍さんがtwitterで可愛いと妖精3人組を誉めていましたが、その気持ちがよくわかりました。幼い子どもが3人集まってひそひそいたずらなナイショ話をしているような可愛さを感じました。

 

・・・長くなるけど、全員の感想書いちゃえ!手短に!(ネタバレを防ぐため、薄い感想になってしまいすみません)

ショパンの相方を演じる山田太一さんのまっすぐな演技もよかったです。太陽と月に例えるなら、ショパンの太陽と鯉口の月でしょうか。その月の踏み外さなさ(一部除く)を誠実に演じられていたように感じます。

弟子を演じられたタマ伸也さんと松井天斗さん、弟子の複雑な心情がしっかり伝わってきました。弟子同士の関係性、表情とても面白かったです。

マネージャー役の塩崎沙織さん、とてもリズミカルなお芝居が魅力的でした。空間の使い方がすごいなと感心しました。

漫才コンビ役のチャコールゾーンのやまげん。さん、高橋翔さん、漫才師を演じる漫才師としておふたりが果たした役割は大きいと感じました。劇中漫才のテンポ、ここちよかったです。

ダンスチームメンバー役の犬吠埼にゃんさん、仲村唯可さん、富樫ありささん、ダンスチームの華やかさと軽さと切なさを感じました。進駐軍のホールやその周辺の夜の風景は、こんな風だったかもしれないと感じました。また犬吠埼さんのホステス役にはしたたかさを、仲村さんの新人タレント役にはにじみ出るおのぼり臭を感じ、楽しみました。

 

医師役の清水拓蔵さん、いい人なんだけど少し頭でっかちな医師おもしろかったです。

看護師役の藤夕子さん、あの看護師さんはきっと舞台に書かれていない場面でもおせっかいなんだろうなと感じました。

通訳役の梅津翔さん、押しの強い進駐軍らしさがしっかり伝わってきました。きっとこういう方いらっしゃったんでしょうね。

愛人役の高尾美有さん、広島弁がとてもcuteで、切なくなりました。愛人の悲哀を感じさせてもらいました。

広告会社社員役の清水ひとみさん、ヤリ手だけどちょっとそそっかしい、人の愛らしさを感じるお芝居でした。

ディレクター役のあさりどの堀口文宏さん、軽薄だけど敵に回すと怖いめんどくささがビンビン伝わってきました。

談志の弟子役の寺町徹さん、家元から学び取ろうとする気持ちと未熟さとが同居する弟子の姿を感じました。

 

そして、立川談志役の小宮孝泰さん。

小宮さんも忍さんと同じく、わたしにとって特別な存在です。姿を見たり、声を聞いたりするだけで嬉しくなっちゃう方。

今回、談志さんにあまり寄せずに談志を演じたように感じました。姿や口調の真似ではなく、声のトーン、息づかいや視線、姿勢などにより、そのセリフの中で談志を生きるような。ひたすらに、かっこよかったです。

 

忍さんと小宮さんを同じ舞台で観られてわたしはとても幸せでした。ありがとうございました。

 

さて、ロビーにはこんなものがありました。

「どうぞご自由にお写真をお撮り下さい」とのこと。

ひとりで来ているわたしに、劇場のスタッフさんが「よろしかったら撮りましょうか」と声をかけてくれ、スネークの首の角度もアドバイスしてくれました。

ひとりで来ても楽しい!

ロビーでクリアファイルを購入。中央の写真はホームページからの先行予約特典です。

 

誰に向けて書いているんだか焦点がずれて読みづらくなった今回のブログですが、それでも気になった方いらっしゃったら10月13日(日)まで三越劇場で上演されています。ただし、立川談志役はWキャストで、小宮さんは12日(土)のみで、他の日程は立川談慶師匠が演じられます。こちらも興味深い。

 

以上、原稿用紙10枚分を越えた無駄に長いブログでした。長くて、ごめんね!

んじゃ、またナ!気をつけて帰れヨ!

オウ、よく来たナ!

 

今日は墓参りに行って新宿でお昼を食べた後、高円寺に行った。

安川里奈(やすぴー)さん出演の「フランドン農学校の豚」を観劇に。

やすぴーさんは、昨年小宮孝泰さんとの二人芝居(2.5人&1匹芝居?)でヒロイン涼子を演じられたSET(スーパーエキセントリックシアター)所属の女優さん。パッパラー河合さんが音楽プロデュースをする、おSET隊のリーダーでもあります。

会場は以前阿佐ヶ谷姉妹もライブをした座・高円寺。

「フランドン農学校の豚」の原作はこの前お墓にお参りさせていただいた宮澤賢治さん。

そういうわけで、このお芝居にミョーな「ゆかり」を感じていました。

 

お芝居の内容は、「フランドン農学校の豚」に「注文の多い料理店」も加えています。

「フランドン」は、自分が殺され食べられることを知った豚が描かれ、「注文の~」は料理店に入った人間が食材にされるお話し。

「食べる」「食べられる」を通じて「いのち」に向き合う作品です。

というと、堅苦しい印象をもつかもしれませんが、美しい&かわいい舞台美術や衣装、音楽とともに6人のキャストが舞台や客席を飛び回って、楽しく向き合わせてくれます。

 

ここから、雑感(感想もどき)

さっき観劇後、初の食事をしたのだけれど、考えごとしたりほかのことに気を取られたりして、このお芝居のことを思い出さずに食べちゃったんだよね。いま振り返って、そのことを反省しております。「反省」するのは、やはり観たからかな。

食事の挨拶「いただきます」はいのちを「いただく」ということだと、初めて聞いたのは小学生低学年くらいだったかな。テレビで永六輔さんが話していたような記憶があります。仏教とからめて話されていた気が(これはもしかして後に永さんが話していたことも混じっているかも)。

熱心な仏教徒であり、農学校教員であった賢治さんにとって、書かねばならないテーマだったのだろうな。

 

今回の作品でいいなと思ったひとつが、賢治さんの言葉・文章をところどころそのまま使ってること。

子どもに(大人にも!)正確に理解してもらうために、やたら噛みくだいてしまうと賢治さんの言葉のリズムが崩れ魅力がそぎ落とされかねない。

じゃあ、わからなくていいのか、伝わらなくていいのか。

この作品は、お説教しようとか教育しようとかいうことじゃなくて、大人、子どもにかかわらず「考える」こと「感じる」ことの「種」をまいているのじゃないかと感じたんだよね。

それと、幼いころ観ていたアニメの再放送を最近観たときに気づいたことがあったんだけど、昔のアニメって結構難しい言葉や表現、使ってたのね。当時のアニメ制作者たちがどう考えていたのかわからないけど、それ観て難しい言葉少しずつ覚えていってた気がするんだよね。

だから、賢治さんの言葉をそのまま観客に投げるのって、とてもいい方法だと感じました。

 

キャストのみなさんの大熱演もよかったなぁ。

体も声も目いっぱい使って芝居をしていて、観ていて気持ちよかった。

「子どもってこういうの好きだよなぁ」と思いながら、大人のわたしも笑っておりました(笑)

素敵なメンバーだなと思うと同時に、やすぴーさんがそんな仲間とキラキラしているのが、なんだか嬉しかったねぇ。

 

舞台美術も素晴らしくて、ひさびさに舞台に上ってナデナデしてみたい衝動に駆られました(笑)

開演前から赤、青、黄などの小さなライトが星として舞台上の空に広がっていたんだけれど、目薬を点そうとしてメガネを外したらその光のひとつひとつが花火のように見えてとてもきれいで。ただ単に近眼のせいで光が散って見えるだけなんだけどね。目が悪いから見える風景もあるんだね。

 

あと会場の半分近くがお子さんたちだったんだけど、その反応がキラキラしてたのもよかった!

 

とりとめのない雑感終わり!

 

 

興味のある方は、ぜひご覧になってください。

全11日間の公演日のうち、7日間は学校の貸切公演。
残りの4日間が、わたしたち一般客が観られる日(中学生以下は無料ご招待)。で、今日その1日が終わりましたのであと3日間(9月23日、28日、29日)。

細かいことは、座・高円寺のホームページでご確認ください。

https://za-koenji.jp/detail/index.php?id=2161

 

 

観劇後、原宿に行き代々木公園のチャイナフェスへ。

サンプラザ中野くんとパッパラー河合さんのライブを観に。

原宿から代々木公園に行くのなんて30年ぶりなんで結構迷いました(笑)

ときどき小雨に降られたけど、楽しい野外ミニライブでした。

パッパラーさんが早めに出てきて、サウンドチェックをしたりワンマンライブとは違う魅力がありますねぇ。

中野くんの1番だけ中国語の「Runner」(スマホ見ながらがんばって歌唱)など楽しく聴けました。

雨があの程度でよかった!

 

おまけ。

お昼に食べたチャーハンと餃子の定食540円(税込み)。けっこうおいしかった!

 

んじゃ、またナ!気をつけて帰れヨ!