今回ご紹介するのは、2019年11月16日に開通したてほやほや国道322号線にある八丁トンネルです。
開通したてといったら一度は通らねばならぬ。
 
できたのは赤丸で囲んだ部分です。
 
トンネルができる前はくねくねした八丁峠を通って山越えしてました。
八丁峠といえば、ズバリ酷道
地元の人でもカーブが多くて通らない。50近くあったかと思います。
冬は絶対チェーン規制がかかり超えることができぬ道。
一度だけ通ったことありますが、ほんとに狭くて暗い。慣れた人でないと運転できません。
日中でもライトが必要なところもあります。
そんな峠道にトンネルを掘ってしまったという話です。
福岡県で一番通行止めが多い国道ではないでしょうか。
 
 
 
こちらは朝倉(秋月)側の入り口です。
※少し路肩があったので車を止めて撮影しています。
反対側の嘉麻側にも嘉麻口という看板があります。
 
長さが3キロ超え‼
高速道路では、九州道の八代~人吉にこのクラスのトンネルが連続してありますが、一般道でこんなに長いトンネルは九州にないのではないでしょうか?
とにかく長い。それにビックリ。
 
嘉麻から朝倉に向けて運転しました。
時速70キロで走りましたが、あっという間に出口に出ました。
出口を出ると、小京都秋月の入り口にもなってました。
15分で着きました。
嘘だろ‼こんな早くつくなんて‼
酷道だと急カーブで1時間近くかかっていたのでかなりの時間短縮に驚きました。
 
今度はまた嘉麻に戻る。
嘉麻市街まで走ってみましたが、あっという間に着いたのにまた驚き。
ここから田川までが30分くらい、飯塚までも30分くらいでいけるのでオススメします。
 
このトンネルができてメリットは、まずは道が広くて運転しやすくなったということ。道沿い信号がありません。
北九州方面から観光地秋月にダイレクトに行けるようになりました。普通車だけでなく大型車で。
そういった観光開拓もいいのではないかと感じました。北部豪雨の復興にもつながります。
二つ目は、道が広くなったためにトンネルにダンプや大型車がかなりの量すれ違いました。
信号がない、ということは物流のルートがひとつ加わるというメリットが大きいです。
 
もう一度この写真を
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50キロの規制の下の標識は?
何がNG?
自転車と自転車以外の軽車両(リアカー、馬車、荷車)だって。
こんなところに馬が通るわけないでしょ。
いい勉強になりました。
 
嘉麻市街~朝倉市中心部まで車で30分、そこから久留米までは1時間くらいでいけます。
ただし、冬は以前より通行止めが少なくなるといっても、大雪が降ったら冬用タイヤが必要になるのでお気を付けください。