こんにちは!
新しい家での新しい生活を考えるとき、間取りや質感や造作などさまざまなことに悩み、考えながらマイホーム計画を進めるかと思います。
その中で、より良いインターネットライフを実現するためにこうしたことも考えてみてはいかがでしょうか、という記事を書きました。
ナイスインターネットライフについて、おおまかまとめたつもりではありましたが、当ブログのインターネット関連記事にお寄せいただくご質問を拝見している中で、とても重要なことに触れていないことに気づきました。
せっかく外観や外構などにこだわってお気に入りの外見になった家であっても、インターネット回線の引き込み方次第では、アレ?となってしまう可能性があります。
回線の引き込みは、引き渡し寸前であったり引き渡し後になるため、ある意味新しい家の総仕上げの一部になろうかと思います。
しかし、一般的には回線キャリアが手配した回線工事業者の作業区分であるため現場監督ではなく、施主が気を遣わなければなりません。
この記事では、最後の最後で外壁に穴を空けたくない私が実践したインターネット回線の引き込み方について書きたいと思います。
と言っても、実際に工事をされるのは回線業者ですから、美しく工事していただくために施主が行うべきことは以下です。
間取り検討段階で行っておきたいこと
・間取り検討段階で分電盤やルータの設置位置を明確にする
・インターネット回線の引き込み位置を明確にする
・インターネット回線の引き込み位置からルータの設置位置まで配管を通してもらうよう依頼しておく
・テレビアンテナ線や電線なども出来るだけ同じ位置から引き込むように設計する
我が家の場合は、これらをすべて同じ位置から引き込めるよう設計していただきました。
外壁材は、2020年時点で住友林業の標準仕様で選択可能なニチハのモエンエクセラードのムスターストーン調LS30です。
最終的には、このようにケーブルのテンションを張るための金具やワイヤーは必要ですが、必要最小限の金具で引き込めるように目指したいところです。
回線の引き込み位置ですが、基本的には新しい土地で建てる場合は周囲を確認して電柱の位置もしくは電線に近いところに設定する必要がありますが、外観的に目立たないところに引き込み位置を設けたいという場合は、設計の方と検討していく必要があります。
電線に近い面付近であれば、比較的自由度が高くなります。
・インターネット回線引き込み位置がどこにあるかを現場監督の方に確認しておく
回線工事立ち会いの際に行いたいこと
・回線工事業者の方に、どこの位置から回線が引き込み位置に伸びてくるか確認する
・インターネット回線の引き込み位置を伝える
・出来るだけ真っすぐと引き込み位置に入ってくるようにお願いする
実際、立ち会いの際には右側の電柱から家の外壁に回線を留め具で留めながら引き込み位置まで渡しても良いか?と聞かれたので、直接引き込み口に引き込むようにお願いします、ということで交渉してこのようになりました。
もし立ち会わなかったら、外壁に線が這ってしまう感じになったかも知れません。
引き込み位置については、我が家は角地なので、ごちゃごちゃした回線は道路に面していないところから引き込んで見た目をすっきりさせたいということもあり、隣家に面しているところにしました。
以上、インターネット回線を美しく引き込むために間取り検討段階から考えておきたいことでした。
と言いつつ、設計の方がしっかりしていれば、大丈夫かなぁという気がしますが、もし気になる方はこの記事の確認ポイントに沿ってご確認いただくか、この記事を見せていただければ通じるかな、と思います。
ちなみに、我が家はスマートホームライフやWiFiライフもしっかり実現したかったので、LANケーブルの本数が多く、最終的には情報ボックスのところは、壁をふかさないと配管が収まらなくなりましたw
Before
After
個人的に自宅で使用するのであれば、バッファロー製が設定が簡単ですしデザイン的にも良いかなと思っております。
今年春ぐらいから各メーカーがLANポートも10Gbps対応のルータを3万円台で発売するので、こだわりが強い方はそういう機器を買ってもよいのではないかと思います。