こんにちは!

 

2か月くらい前に気づいたことがありました。

 

 

1Fにあるリビングダイニングの床です。

住友林業の場合は1階は無垢材が標準仕様なのですが、床暖房を入れたため挽き板に変更になっています。

クレストのプライムウッドIIIチェリーピュアナチュラル。

 

食事をするところなので、乾拭きをしていたら・・・

 

 

椅子の足がめっちゃ床を傷つけていました・・・

引き渡しから1か月くらいしか経過していない当時は、けっこうショックでした。

今はもう気になりませんけれどw

 

無垢材や挽き板は踏み心地や触り心地がよく、なかなかかっこいい床になるのですが、傷がつきやすいフローリング材です。

突板にすると合板と表面の厚さがほとんどないので合板の強度がほぼそのまま出てくるのですが、挽き板は2mm厚の無垢材を貼っているため、その部分だけ無垢材と同じくらいへこみやすく、傷つきやすくなります。

 

無垢材との違いは、2mm厚分へこめば合板の強い部分に当たるのでそれ以上へこむことがない、という部分で、それが無垢材より挽き板のほうが多少傷に強いと評価されている理由になっているのですが、へこむということ自体はほぼ避けられないと思います。

 

 

とはいえ、しっかりと対策すればこのような傷を付けることなく過ごすことが出来ると思いますので、私と同じ悲劇が繰り返されないように対策を紹介したいと思います。

 

とはいえ、難しいことは何もありません。

 

 

椅子の足の対策

 

特に4本足チェアは、足の先が接地する面積が狭いため、狭いところに重さが集中することもあり、床材より少しでも硬い材質の場合は、体重がかかるだけで床材はへこんでしまいます。

 

そして足の接地面は常に多少斜めになり、さらに椅子の出し入れや背もたれに寄りかかるとさらに足の接地面は鋭角になってしまいますので、接地面にフィルターを貼ってもほぼ意味がありません。

 

なので、足が接地する可能性のある部分を全部覆いこむようなカバーを履かせることをオススメします。

 

 

このカバーを履かせた後は、床のへこみ部分が増えることがなくなったので、初めからそうしておけばよかったと後悔しています。

 

 

ラックやベッドを置く際の対策

 

接地面がほぼフラットなはずですので、接地面の部分部分で傷つき防止フェルトを貼ることをオススメします。

面積が小さくて小分けのフェルトシートなどが売っていますが、出来るだけ大判のもののほうが安心です。

 

 

というのは、このフェルトの場合は地面との間で滑りをよくするために貼りますので、小分けのフェルトだとフェルト自体への力がかかってはがれてしまう可能性があるからです。

滑りがよければ、ひっかき傷防止になります。

 

 

キャスターはポリウレタン製のものを選ぶ

 

車輪がやたらと細いもの、安くて硬いプラスティックのものは避ける必要があります。

逆に言うと、結構重たいものでも車輪の材質がしっかりしていて、なおかつ1か所につき2輪付いているものであれば、挽き板フローリングでもほとんど傷がつきません。

 

実際にゲーミングチェアを頻繁に使用している部屋のフローリングの状態

 

どのように撮影すれば伝わるのか分かりませんが、ゲーミングチェアに座った際のキャスター位置になりやすい場所を撮りました。

実際のところカメラだとここまで近くまで寄らないと分かりやすいヘコミ写真が撮影出来ないので、慣れたら気にならないのかも知れません。

 

キャスターは重たい椅子などの場合は、2輪か幅のあるポリウレタン製のキャスターを選べば大丈夫かと思います。

ゴム製のキャスターの場合は、地面のごみや硬いものが車輪にくっついてしまって床を傷付ける可能性があるため、その場合はこまめな掃除が必要です。

 

もちろん個人の使用方法によっても傷のつきやすさは違うと思いますので、あくまで私の個人的な経験です。

 

今後、キャスター付きワゴンや椅子を購入される際は、まずキャスターが硬くて接地面があまりないプラスチックでないかどうかはチェックしたいところです。

 

もうすでに購入済のワゴンであればキャスターだけ付け替えるというのもアリだと思います。

ワゴンのメーカーホームページなどでキャスターの材質などを調べることが出来ます。

我が家はキッチンのごみ箱は引き出しやすいようにすのこにキャスタ-を付けているのですが、全てポリウレタン製のキャスターにしています。

 

 

ホチキスの芯に要注意!

 

床材よりも硬いものである程度力を入れて擦れば、突板でもシート材でもひっかき傷がつくことは避けられません。

生活の中では、特にホチキスの芯は要注意です。

おそらくもっとも地面に落とし勝ちな小さい金属なので、人の足の裏にくっついて歩くたびに傷を付けたり、キャスターの足にへばりついた状態でワゴンを動かしたりと、フローリングを傷だらけにする可能性があります。

 

他にも画鋲とかハサミとかありますが、満タンのペットボトルがキャップの角から落ちてもへこみますし、正直気にしていたらストレスしか溜まりませんので、硬いものはフローリング上に放置しないことだけ心がけておけばいいかなと思います。

無垢材や挽き板であれば、へこんでもそのうちふんわりと馴染んで気にならなくなるのを待てばいいと思います。

 

以上です。

 

 

無垢材部分の層が厚い挽き板材は、高級感もあり触り心地や踏み心地がよく、なおかつ突板ほどではないにしろ無垢材よりも傷に強いので、神経質にならない程度で対策出来る範囲を紹介いたしました。

 

ほんともう、我が家のフローリングのような悲劇が起こらないよう、これからそろそろ引き渡しの時期を迎える方々には特に伝えたいと思います。

 

私はクレストのプライムウッドIIIを選択しましたが、その経緯として朝日ウッドテックのショールームを訪問して検討など行いましたので、後日記事にしたいと思います。

 

 

せっかくのフローリングを綺麗に保つためにはどのような対策が必要なのだろうと悩める方の参考になれば幸いです。

 

それでは。

 

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