毎年夏になると、旅に出掛けたくなる。体力と時間はあるが、肝心なマネーがないので、青春18切符をよく利用する。

この切符は、青春とは関係ないアラ古希オヤジでも使える。2021年7月に、これを使って紀伊半島を一周した。

1日めは松阪市からスタート、尾鷲市辺りはリアス式海岸。熊野市を過ぎると、左手に熊野灘が見える。広大で気持ちが解放される。レールのつなぎ目で生ずるガタゴト音が心地よい

新宮市で一服した後串本市へ向かう。「本州最南端 トルコルコ友好の町」との看板がある。夕食まで時間があったので、バスで海中公園を訪ねた。この日は串本泊。

2日めは早起きして、奇岩が連なる橋杭岩へ散歩。30分程度で到着。少し雲があったが、海面から岩と岩の間を昇る荘厳な朝日に出会えた。

 串本を発ち、白浜や有田を通過して和歌山市に向かった。和歌山市役所10階の社員食堂から和歌山城を眺めなから昼食。リーゾナブルな値段で何と贅沢な景色なことか。その後、和歌山城を訪ねた。和歌山城については別の機会にに触れたい。