働くをワクワクに。生き生き働く職場づくりを考える社会保険労務士のブログ

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社員がやりがいをもって、自ら考え動く会社は成長します。
心理学を用いて、生き生き働くための職場づくりのためのヒントや、幸せな働き方をお伝えしています。

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人には誰しも承認欲求というものがある。

現代人の多くはこの承認欲求に

振り回されて生きている。

 

人間関係における悩みはすべて、

この承認欲求から来ている。

つまり、

根本的な問題はこの承認欲求にある。

 

しかもその欲求は実はとてもとても強い。

人の根源的な欲求であり

それを無くすのは無理というもの。

 

だから、

自分には承認欲求があるということを

まずはちゃんと認めることが大切。

自分が何に突き動かされているのか

ちゃんと見るということ。

 

自分は

人から好かれたいし

人にすごいねって言われたいし

人に褒められたいし

人から大切な人だと思われたい。

 

そんな気持ちがあることをまず認める。

 

 

自分の気持ちを知らずに

ただただ承認欲求に突き動かされて

動いた場合

困ったことになることがある。

 

本当は、やりたくないのに

すごいねって言われたいがために

出世のためにがんばっていたり。

 

本当は家族と過ごしたいのに

がんばっていると思われたくて

仕事に精を出しすぎていたり。

 

本当は好きでもないのに

自分の価値を感じたくて

好きでもない人と一緒にいたり。

 

 

そうしてがんばった先に残るのは

疲れ、うつ感。

満たされなさ。

 

 

ただただ承認欲求に突き動かされて

選んだ行動は

自分を幸せにしない。

 

 

だから、まずはちゃんと自分に

強い強い承認欲求があるということを

認めよう。

 

「私は人から好かれたいんだな」

「私はすごいねって言われたいんだな」

「私は人から褒められたいんだな」

「私は人から大切な人だと

思われたいんだな」

こういった言葉を自分にかける。

 

そうすると、その承認欲求を

客観的に見つめることができる。

承認欲求にはまり込んでいない自分が

現れてくる。

 

それを一旦脇に置いて

自分の選択しようとしていることが

本当に自分が好きなことなのか

好きなものなのか見つめてみるといい。

自分の本音が見える。

 

 

ただし、ひとつ注意点がある。

この強い強い承認欲求が

自分の中にあるのは人として

ごくごく当たり前のこと。

それがどんなに強かったとしても

それを嫌悪する必要もないし

自分を責める必要もない。

 

 

承認欲求を嫌ったり責めたりすると

全くもって客観的になれないので

それはやめましょう。

すべての思いはただひたすら

湧き上がってくるもの。

自分の意思ではないのだから。