前回お話しした「銀行がもっと儲(もう)けるには?」のつづきネバ
経済(けいざい)はどんどんお金を借(か)りて、どんどん商品ができて、それが売れればぐるぐる回って大きくなるというお話をしたネバだけど
その「売れれば」さえ間違えなければ、じつは商品はがんばって作る必要が無いネバ
そこで「不動産」(ふどうさん)と言われる、土地など、持っていても価値(かち)が下がらず、いずれは売れるだろう商品に注目されることになるネバよ
不動産(土地など)は商品が作られる際にも必要なもので、経済が大きくなるにつれ、価格が上がり続けるネバ
そこに目をつけ、銀行はお金持ちにお金を貸し、お金持ちはそのお金で不動産(土地など)を買うネバ
さらに他のお金持ちにも貸し、お金持ちは不動産の価値があがるならと、どんどん高い価格で買うネバ
どんどんお金が回り、たちまち不動産(土地など)の値段が上がって行くネバよ
誰も必要としていない、もしくはそんなに必要としていない不動産までもぐいぐい価格が上がるネバ
銀行もどんどんお金を貸せるので、どんどん儲かるネバ
しかも普通の商品と違って作る手間(てま)が無いネバよ
本来の銀行の役割から少しはなれるけど大きく儲(もう)けることができるネバよ
つづくネバ