「ゆとり教育」について①

「あいつはゆとり世代だから」と、何かと「ゆとり教育」のせいにしとけば良い今日この頃ネバよね～？

「ぶっちゃけ、ゆとりってなんなのさ？」という、みんなが知ってるようで実はよく知らない「ゆとり教育」を勉強してみようネバ～

これを読んでおけば「だからゆとりはダメなんだよ。」と知ったかぶりするオヤジに「ふっ　何も知らないくせに。」と更なる知ったかぶりで応戦できるネバよ～

■「ゆとり教育」というものは厳密に言うと存在しない！

そもそも正式に誰かが定義（ていぎ）した「ゆとり教育」というものは存在しないネバよ

30年前くらいに「学校教育を見直そう」という動きが教師、親、政府、文部省（もんぶしょう）それぞれからあったネバ

全体的に「じゃあそういう感じで」とそれまでの日本の学校教育制度が徐々に変わってったネバね

「なんとなく全体的な教育改革」をテキトーな人やテキトーなマスコミがわかりやすく「ゆとり教育」と名付けたに過ぎないネバよ

（※一応改革の過程で「ゆとり」という言葉はそれなりに使われてはいるネバ）

よく取りざたされる、「円周率（えんしゅうりつ）は”およそ3”になった」とか、「台形の面積が教科書から消えた」とか、「週休2日になった」とかは、その「なんとなく大きな改革」のほんの微々（びび）たる例でしかないネバよ

では何ネバかというと、おおざっぱネバだけど下に書いたざっくりとした「方向性」が「ゆとり教育の本質」なんだネバよ～。

・脱近代（だつきんだい）を目指す教育

・生涯学習（しょうがいがくしゅう）を推奨（すいしょう）する

・知識重視型（ちしきじゅうしがた）ではなくて経験重視型（けいけんじゅうしがた）の教育方針

なんだがフワッとしてるネバねぇ～

つづくネバ