応援してくれているみなさまへ

 

いつもあたたかい応援、ありがとうございます。

今日はみなさまにお伝えしたいご報告があります。

長くなりますが、読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

2021年5月21日から、

「RYTHEM」として再びゆかと歌を歌い、RYTHEMの音楽世界をみなさまに届けにいきたいと思います。

 

 

この日にたどり着くまでに長い時間がかかりましたが、

ようやく、心の準備が整いました。

なぜこの想いに至ったのか、できる限り言葉にしてみようと思います。

 

デビュー直後からRYTHEMは、ファンのみなさま、スタッフのみなさま、に本当に本当に恵まれて、多くの方々に音楽を愛していただいてきました。

18歳だったわたしたちは無我夢中で、周りの人に喜んでもらいたい一心で毎日全力で突き進んできました。

曲作りもそれまでしたことがなかったけど、絵本を作ったり空想したり創作することが大好きだったので、その延長線上で音楽を作ってみたら

どんどん湧いてくる楽しさがあって、遊んでるみたいに生み出していました。

大親友として出逢ったゆかは最高の理解者であり、ゆかが隣で笑ってくれて同じ世界を見ながら一緒に歌うことは何よりの喜びで、この楽しさを世の中にいっぱいお届けするんだと子どもながらに自信に満ち溢れていました。

 

年齢が20歳を越えて時代もどんどん変化していく中で、届ける音楽にも成長や進化を求められていきましたが、わたしが作りたいと思う音楽はずっと変わらないままでした。でも、まだ未熟なわたしはそれが自分の個性だと貫けるほど自信はなく、その時求められたことを精一杯表現することに、必死でした。

 

RYTHEMをたくさんの人に広めたいけれど

RYTHEMの音楽を作ることを仕事と割り切るには、まだ自分の表現や技術が確立されておらず、このままではRYTHEMの軸となる一番大事な”楽しさを運ぶ幸せのリズム便”というモットーがブレていってしまうと思った当時のわたしは、沢山考えた結果、「RYTHEMを森にかえしたい」というわがままを伝えさせてもらいました。

 

その時解散という決断をゆかやスタッフのみなさん、ファンのみなさんに受け入れて頂き、悲しい想いにさせてしまったことは私も胸が張り裂けるほど苦しかったけれど、ピュアな状態で創作しそれを楽しむこと・そしてそんなゆいゆかであり続けたいという、わたしの心の叫びでした。

 

 

そしてソロ活動でNeat’s、新津由衣、として音楽を作り、プロデュース業も経験させていただいてきた10年間、多角的に自分のものづくりと向き合ってきました。そして改めてわたしの心の真ん中にあるメロディーってこれだ、、と気づけた時、

 

それはRYTHEMで表現してきた世界であり、そのメロディーは、RYTHEMの世界がよく似合うものでした。

こういう音楽をやりたい、と思った時に一番に浮かんできたのはゆかの歌声で、この曲にゆかがいてくれたら最高だなあ、一緒に歌いたいなあ、、と思いました。

 

そして

勇気を出してその気持ちをゆかに伝えにいった時、

ゆかは泣いていて、

わたしも泣きました。

 

 

 

 

自分の音楽の道を歩み続けてきているゆかと、

今なら、RYTHEMをこんな風にあんな風に届けていけるねって出逢った頃のようにたくさん笑ってわくわくしながら未来のことを話し合いました。

 

 

そして私たちだけでなくRYTHEMには沢山のスタッフさんたちが関わって下さっていたので

今回のことについても、想いを伝えにご報告しに行きました。みなさん、驚き喜びながら本当に応援してくださり優しく見守ってくれて、本当に本当に感謝しています。RYTHEMは愛されているなぁと、改めて実感するばかりです。

 

 

そして、

ゆかへ。言葉にならないほど、

ありがとう。

運命の出会いだって高校の時からはしゃいでいたけど、やっぱり、間違いないね。

10年ぶりに一緒にハモった時、身体中がぶわぁって思い出して喜んでたよ。

いつも理解してくれて、ずっとそばにいてくれてありがとう。

 

RYTHEM再始動と並行して、ソロ活動「新津由衣」の音楽の旅も変わらずに続けていきます。

わたしの真ん中にある宝物をいろんな形でアウトプットしていける環境があるということが、本当にありがたいです。

音楽って、ものづくりって、ものすごく楽しいよ~ということを作品にして、みなさんにお届けしていくことが、わたしのやりたいことです。

 

 

RYTHEMの音楽を今も愛してくれているあなた、

忘れないでいてくれているあなた、

RYTHEMの、新津由衣の、音楽の旅を一緒に歩んでくれているあなた、

いつも本当にありがとうございます。支えられています。

 

また会いに行くね。

RYTHEMの物語の続きを届けにいきます。

これからも繋がっていきましょう。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

ゆい

2021.5.21