ブログを見にきてくれてるみなさん、いつもありがとうございます。

 
今日はみなさんに
お知らせがあります。
 
 
 
このブログでもずうっと書いてきていますが、この2年間をかけて新しいアルバムを制作していて、そのアルバム曲たちも8曲レコーディングを終え、いよいよ完成が見えてきました。
 
 
楽曲が形になるにつれて、
次の世界の入り口もどんどん見えてきて
今、すっごくわくわくしています。
 
 
 
でね、
今日はお知らせの前に、この2年間、何を思ってたか、何を考えて、どうして2年間もかけたのか、
書こうと思います。
話すと長くなるんだけど、、聞いてくれるかな。
 
 
 
まず遡ること14年前。
わたしは18歳のときにRYTHEMというユニットでメジャーデビューをしました。
大きな組織の中で、たくさんの大人たちに囲まれて活動した8年間は、今でもめちゃくちゃに濃い時間だったなと思います。
 
はじめはちんぷんかんぷんで
ただただ楽しいの一直線にゆかと盛り上がり突き進みまくり無我夢中にお得意の空想で大人たちを振り回しびっくりさせたい!って子どもながらに、ものすごいエネルギーでした。
それを楽しんで受け入れてくれてたスタッフさんたちにもすごい感謝。
 
 
でもだんだん成長するにつれて、ファンタジー世界じゃなくて等身大の恋愛ソングが求められる年齢になってきて
わたしはすごく困りました。
 
これは、、、、
 
 
苦手なやつだ、、って。
 
 
 
でもね
昔から頭の中が子どもっぽいところがあって、子どもの世界から抜け出したくなかったわたしは、学校生活でも
友達たちに、ちょっと新津さんは変わってるって笑われることが多くて
それがコンプレックスになっちゃってたから、
「この歳でファンタジーなんてやっぱりださいし、いろんな人に共感してもらいたいなら、わたしの世界は封印しなければ」
ってフタしちゃったんだよね。
今思うともったいないけど、
その時は、音楽を広めるためによかれとおもった必死の決断だったんだ。
 
 
でもやはり当時のわたしは職人技に徹するのが難しくて、、
だんだん音楽するのを楽しめなくなってしまいました。
 
 
そこで、音楽には正直でいなきゃだめだ、と選んだ次のステージがNeat'sというDIYのソロ活動。
とにかく、なにからなにまで、できることを自分でやってみようって思った。
しょぼい出来かもしれないけど、とにかく作りたいものがいっぱいあったし、
小さい頃から映画監督と絵本作家になるのが夢で、演劇部では脚本も演出もサウンドも作るという、超がつく、何でもやりたがりっ子だったので、その精神が全面にでたような活動をしました。
もがきながらも楽しくものづくりをして、
そして「MOA」という作品を3年前に出した時に、そこに一個の答えを見ました。
 
 
作詞作曲、アレンジ、映像編集、デザイン、なんでもやるのは楽しいんだけど、今度はクオリティをもっともっと高めたくなりました。
わたしにとって作詞作曲以外の作業は
プロとしての闘える技術がないから、もっともっとって上を目指したくなったときに、自分でやる限界を感じちゃったんだ。
 
 
これもまたわたしの性格で、
ずっと同じことを繰り返すのは
停滞と同じって思っちゃうから
いやなんだよね。。
 
どうにか風穴を!っと、がむしゃらに100曲作ってはボツにしてたわたしに
偶然Facebookからメッセージをくれたのが、今一緒にアルバムを作ってるプロデューサーの保本さんでした。
 
「活動がおもしろいですね、一緒に音楽作りませんか」と連絡をくれて
前にも書いたけれどわたしは初め、ひとりの世界を崩されるのがこわい、って断ってしまったのですが。
 
 
スランプだった自分に何が必要だったのか、、
保本さんの突き抜けたファンタジーワールドな音を聴いて、、
、、これだ。これだ。
 
 
と思い直し
 
 
「やっぱり一緒に作りたいものがあります」
 
ってメールしたあの日から
わたしはすごく変わりました。
 
 
 
最初は変わることをこわがって
Neat'sで見つけたひとつの答えを壊さないようにジワジワ進んでいたと思う。
 
 
だけど、保本さんとの共同制作を進めるにつれて、新しい音や新しい考え方に触れて、自分が「わたしはこれが好き」って決めていた世界がなんてちっちゃかったんだろうと思い始めました。
 
音作りに関しては
わたしの意見の方が普通にまとまっちゃって、
保本さんの意見の方がぶっ飛んでいておもしろかったんだよね。
 
 
それを痛感したときに、小さな自分の世界に閉じこもるのはやめようと
思いました。
 
今までのわたしを手放そう、と思いました。
 
 
 
なんでもできると思ってた自分が本当にできることは、実はすんごくちっぽけな、点みたいな部分だけで
 
メロディーを作って、
歌詞を書いて、
妄想しておもしろいことを考える
 
それだけが、わたしにできることで、
その一点を吐き出したら
手放して、いろんな才能ある技術ある人にぜんぶ惜しみなくあずけようって、
そういう風に思うようになりました。
 
 
そうしたらね、不思議なんだけど、
音楽も、やりたいことも、自由になっていって無限に広がるパワーを感じたんだ。
ちっぽけな自分が、逆に無敵に無限に思えた。
 
 
そうなると
普段のわたしもすごくすごく元気になりました。
アーティスト仲間のみんながどしどし活動をすすめてるのをSNSとかで見て
「うわあ〜わたし超置いてかれてるわ」って焦ることもあって眠れない夜もあったけど、でも、ほんとにそういうときに
わたしのパワーになってたのは
作ってる楽曲でした。
 
 
焦ってバババって出すより
ちゃんとこの世界をみんなに伝わるように丁寧に作らなきゃ意味ないんだって
ずっと言い聞かせてた。
 
とにかく大事に大事に魂をこめて、
音楽作りと、同時に
わたしっていう人間をもっと育てなきゃおもしろいアーティストにはなれないって日々思っていました。
 
 
弱気な自分、不安な気持ち、夢を信じられなくなる瞬間、かっこつけな自分、よく見せようと取り繕うわたし、、まだまだ破らなきゃいけない殻がいっぱいあったから。
 
 
わたしはほんとは小さい頃から承認欲求が人一倍つよくて、ほめられたくて、共感してもらいたくって、仕方がない人間です。
頭の中がファンタジーでできてることで
多くの人とはこれは共有しえないんだなあって、こりゃわかるはずないかあって誰もうなづいてくれなくても自分がそうならいいやって思う方に向かおうとしたこともあったけど、
今は、違う。
ものすごく共有したいし、そのためなら伝えることを諦めたくないし、わかりあいたくってたまらない。
 
わたしの両親はね
お父さんがクリエイターで
お母さんは普通のお母さんで
 
お父さんとは複雑な気持ちもわかりあえるんだけど
お母さんとはすれ違うこともあります。
こんなに年齢を重ねてもわたしは子どもっぽいままだし、心配だよね、そうだよね。
だけど今はそんなお母さんにも、伝えるっていうことを諦めたくないんだよね。
 
そしてお母さんが持ってる太陽みたいな明るい心をわたしの音楽に注ぎたいとも思ったりしたんだ。
 
 
このアルバム制作しながら、圧倒的な音楽や感動はどんな人もひとつに繋ぐんだって、思えた瞬間があったから。
それを信じようって。
 
 
だから、
わたしは次のステージで、
ポップスターになりたいと、
ポップスターの音楽を鳴らすんだと
決めました。
 
 
ださいって思われてもいいし
子どもっぽいって言われてもいい。
わたしは持ってるファンタジーを
最大限に鳴らすんだって
それしかできないって
 
そう、決意しました。
 
 
 
覚悟するのに時間がかかってしまったけど、
2年かけてでもこういう強い気持ちでスタート地点にたどり着けて本当によかった。
まだ始まってないしこれからなんだけど笑、、、
こういう思いで挑戦するのはこれが最後だっていう気持ちで、次のステージに立つつもりでいます。
 
最後の生まれ変わりみたいな
 
大きな、わたしの革命。
 
 
 
 
 
RYTHEMでもなく
Neat'sでもなく
だけど、ぜんぶの、
濃いわたし。
 
 
 
それが新しい活動
 
「新津由衣」としての活動です。
 
 
 
そう
 
 
これが、
今日のお知らせ
その1
 
アーティスト名が本名になります。
 
 
 
 
わたしのなまえ、身体、心、声、頭の中、全部を使って、みんなに届けたいっていう
決意表明。
それが「新津由衣」です。
 
 
そしてアルバム制作も進む中で
ライブのことも少しずつ考えていてね
 
保本さんともはじめの一歩のやり方を相談していたんだけど、
 
もう1年以上ライブを止めていて
自分的にはそれが不安なのね。
 
練習ということで告知もせずにひっそり
やろうかとも考えたんだけど、
それじゃつまんないなあと。。
せっかくなら、その不安さえも楽しんでしまえばいいのでは!!、、、となって、、、、
 
 
 
 
 
 
そして、
お知らせ
その2。
 
来月から「東京10本武者修行ツアー」を決行することになりました。
 
 
7〜8月の2ヶ月でライブハウスを10本巡ります。
もちろん全曲新曲でのライブだよ。
 
 
ブッキングスタッフさんたちに「対バンアーティストさんは、わたしへの先入観なく組んでください!」と懇願し、
おかげで
女の子シンガーソングライターからモヒカンのロカビリーお兄さんバンドまで
ジャンルレスに垣根を渡り歩くというおもしろいツアーになりそうです。

 

詳細もまた書くね。

 

 
 
 
 
そしてオフィシャルホームページもリニューアルしました。
 
 
ホームページにもある新しいロゴは
アートディレクター兼人形作家のSONICさんが素晴らしい才能を提供してくれました。
 
ものすごくかわいいよ、、!
 
 
そして一緒にアップした新しいアー写は、
カメラマン:笹原清明さん
ヘアメイク&衣装 :前田紗良ちゃん
の最強ペアで作り上げてくれました。
 
ブッキングスタッフさんたちにも驚かれた写真です!インパクトあるでしょっ
ふふふ!
 
これから始まる新津由衣ワールドへ
ぜひとも遊びにきてください。
 
これからのこと、
とてもとても、楽しみにしています。
 
 
 
こんな風に
何度もアーティストとしてトライできるのは、本当にみんなのおかげです。
いつも、本当にありがとう。
これからもどうぞよろしくお願いします。
わくわくする世界を見ようね。
 
 
 
 
では、長々と、
このブログを読んでくれてありがとうございました。
 
 
この先にもずっと
音楽に魔法がありますように。
 


それでは、、、、、、、


 
新津由衣ワールドへようこそ!!

 


キラキラクラッカー新津由衣 Official Websiteクラッカーキラキラ