こんにちは、林です。

今日は前回お話したホルモンについて、もう少し詳しくお話していきたいと思います。


健全なアンチエイジングは、正しい知識から生まれます。

知っていても損は決してしないので、ホルモンなんて、、、言わないで、見ていってください(^^)



さて、今回三つのホルモンについて具体的に紹介していきたいと思います。





まずは「ヒト成長ホルモン」についてです。

ヒト成長ホルモンは、人体に存在するホルモンの一つであり、ヒトの成長に欠かすことのできないホルモンです。幼児期に大量に分泌され、成長期の分泌は背を伸ばし、骨の成長を助けます。

「寝る子は育つ」の言葉通り、特に夜間、睡眠の質がいちばん深い頃に最も多く分泌される性質を持っています。

成長が止まった後も分泌は続き、代謝の促進や筋肉づくり、臓器や傷の回復など、一生涯体内で重要な役割を担っています。

若さと健康を保つ為には必要なホルモンですが、分泌レベルは30歳前後から低下し始め、10年で13%も低下してしまいます。この分泌レベルが下がってしまうと、皮膚の劣化や性的能力の低下免疫システム、記憶力の低下などの症状が現れます。

分泌量は、その刺激によりつくられるIGF-Iの血中濃度が目安となります。

そして、そのホルモン分泌を抑制してしまう原因についても少し触れておきましょう。

主な原因には、運動不足、睡眠不足、ストレス、糖質摂取過剰、合成エストロゲン剤の服用などがあります。

オプティマル・ヘルスの維持。。。つまり30歳の心と体をキープする為には、成長ホルモンの分泌を下げないようにしましょう。





二つ目は、「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」について。

なんとも、ややこしそうな名前ですが、大事なホルモンでもあります。

副腎で作られるすべてのホルモンの源として知られるDHEAは、最も豊富に存在する、天然のステロイド系ホルモンです。

男性ホルモンや女性ホルモンを作るほか、50種類以上のホルモンを作ります。

そしてこれらはすべて、健康の維持や脂肪の燃焼による筋肉の維持、性ホルモンの安定維持、老化の防止、ミネラルバランスの維持といった非常に重要な働きをしてくれています。

加齢と共に分泌量は低下し、それに伴い免疫力、脂肪燃焼率、筋肉量、性ホルモンの維持力が低下していきます。

最近の研究では、DHEAは肝機能を改善したり、血糖値を安定させたりと、成人病の予防にも大いに関係があることがわかってきているようです。





最後に、私の好きな「メラトニン」です。

メラトニンは脳にある松果体というところから分泌されるホルモンです。

睡眠と覚醒のサイクルを制御します。メラトニンの分泌も加齢と共に量が低下するので、若い人よりも年配者に睡眠障害が見られます。

メラトニンは、時差をボケをやわらげ、筋肉痛や自閉症の治療にも役立っています。

そしてメラトニンに強力な抗酸化作用があり、寿命を伸ばす、気分を良くする、免疫システムを強化するなどの働きがあります。また血中コレステロールを低下させて心臓病を予防する可能性もあると言われています。

メラトニンは睡眠に関係のあるホルモンだけに、眠りの深い午前一時から三時の間に最も分泌量が多くなります。




メラトニンは私も日頃意識しています。

ああ分泌させないと。みたいな感じで。


変ですね(笑)


メラトニンは、私にアンチエイジングを教えてくださったドクターがいつも「幸せホルモン」と呼んでいました。

寿命を伸ばすし、気分を良くし、強力な抗酸化作用をもっているぐらいですもんね。確かにそういっても過言ではないわけです。なので私もこの幸せホルモンが好きです。私はメラトニンをより多く分泌するために、日々の睡眠時間を設定しています。



「睡眠」については興味深い人も多いかと思いますので、また近いうちにご紹介したいと思います(^^)