イチロー選手が引退会見で面白い事を言ってましたよ… 『遠回りをする』事の勧めです。
これについて思う所ありまして…今回は書きたいと思います。

私はよくある巨大なマンモス掲示板5…を徘徊するのですが…やはりココでも皆さん迷える仔羊故、思い悩み、苦慮したりしながら自分なりの結論を求めて道草しているのです。
自棄になる人…思考する人…狼狽する人…鬱ぎ込む人…
特に恋愛系の掲示板は観ていてその苦悩の出口の見えざる行き場のないフラストレーションの溜まり方…苦慮のエネルギーを感じる事も多々あり、観ているコチラも切実な気持ちになる事がしばしばあります。この人大丈夫かなぁ…と。

頭の中に思い付くある種の閃き…結果、生み出される語彙や書き連ねた文章も…
…皆、意中の異性の存在が…過去の付き合い方による印象が何かしらの光という力を与えて来たのは間違いないのだろう。
でなければmore…もっとにはならないのですから。人間の脳は渇望し易くも出来ています。
しかしその麻薬の様な脳内の化学変化というモノ自体は人間には…人類にはずっと必要不可欠なものだったのもまた間違いないのだから。
何故なら野性を喪失し野生ではやって行けなかったやり場の無い負の不適応資質は…
希望という光に相当する何某かのプラスαを新たな拠り所、または時に推進力としなければやってこれなかった…人間とはそんな不思議な生き物なのだと思っています。
そのmore…この代謝こそが文明の利器も言語をも生み出したのだ。そして神も…
つまり今の現状が仮に…それはどこか満たされていない闇の様に感じる時でも、人間は希望という光のさす方向を向く様に出来ている。
その光が時に意中の相手だったり…先人の名言だったり…信仰の教義だったり…
人類はその様にして希望という光を希求する方向に意識は向くのは必然の様な気がしている。
でなければ文明は継承されて来なかった。
つまり…そんな他の生き物には無い特殊な進化をした人間という生き物。こんな不思議な生き物はホントに他にいやしないのです。
その不思議な進化の原点になったのはいったい何なのか?
どんな人間にも負の因子がDNAの中に既に存在しているのだ。
だからカッコなんかつけたってバレバレなんですよ…負の因子が表裏一体である以上… 故に希望という光を無意識のうちに渇望する。それが人類の歩みの代謝だったのであり…
その様々なる遠回りな道草こそが何かを発見し、この環世界のある規則性に気付き出した。
その気の遠くなる様な遠回りの道草こそが人類の脳を肥大化させ、賢くさせて来たのだけは間違いないのですから。
暇があれば思い悩むのも至極当然の事。間違ってないよ…それこそがSPEC人間なのだから。

行けど…宵々…迷い道…行く路先はどこの光たらんや。…いえいえDNAに原因はあるのです。

良き行き先、良き落とし所が有ると良いですが…色即是空…空即是色!