まずこれを見て頂きたい。

〜 アメリカン・インディアンの十戒 〜

一、大地とその上に住むものすべてを敬意をもって扱いなさい。
二、偉大なる精霊(精神)を保存しつづけなさい。
三、あなたの仲間に大いなる敬意を示しなさい。
四、すべての人々(人類)のために手を携えて働きなさい。
五、必要とされたなら場所を問わず援助と親切を与えなさい。
六、自分が正しいとわかっていることを実行しなさい。
七、心と体をいい状態に保つために気をつけなさい。
八、あなたの努力の一部を善行に捧げなさい。
九、いつも真実をみつめ、正直でいなさい。
十、自分の行動について全責任を負いなさい。





私は古の日本人が持っていた自然に畏敬を示し、それにより生かされている事を自覚していた時代の謙虚な日本人の姿を見た。
つまりこの謙虚な信仰的な思想は日本人と被る。もしかしたらインディアンはそんな時代の日本人と近しいDNAを持つ共通の祖先を持つのではないかとすら思えた。
つまり万物には神が宿る。という信仰心である。

ではおさらいしたいと思う。


〜 アメリカン・インディアンの十戒 〜

一、大地とその上に住むものすべてを敬意をもって扱いなさい。
二、偉大なる精霊(精神)を保存しつづけなさい。

これは万物には神が宿る信仰的思想。信仰的概念。古の日本人と共通している。


三、あなたの仲間に大いなる敬意を示しなさい。
四、すべての人々(人類)のために手を携えて働きなさい。
五、必要とされたなら場所を問わず援助と親切を与えなさい。

共和的思想。共和的概念に基づく働きかけ。人間にはそういった元々善行を行える潜在的な能力が既に備わっている。

六、自分が正しいとわかっていることを実行しなさい。

おっと…これは知行合一に近いのでは?やはり人間はここに行き着くのかなぁ?

七、心と体をいい状態に保つために気をつけなさい。

慈悲深い思いやりある信仰的一面だ。信仰とは慈悲による救済の働きかけと言えるのかもしれない。

八、あなたの努力の一部を善行に捧げなさい。

多くの信仰はコレを促している。しかしあえて唱えなくてはならなかったのは人間とは得てして独り善がりになりやすい。それも知っての事だと思う。

九、いつも真実をみつめ、正直でいなさい。

コレは釈迦も唱えていた正見にあたる。

十、自分の行動について全責任を負いなさい。


人間と人でなしとの大きな違いは良心ありきの責任ある行動かもしれない。つまりコレをあえて唱える必要があった。という事は…
責任感の無い人でなしを知っていて、それによる悪影響、苦労も知っている。
つまりサイコまたはサイコに感化された者を知っての事だと思っている。
でなければ戒める必要が無いのだから。最近私ははあえてそんな裏の事情も考える癖がついた。

彼らインディアンはアメリカ大陸というまた別の広大な大陸でこの十戒に至った訳だ。
しかしどれもこれも多少苦労した人なら分かる事ばかりだ。


日本人と近しい顔立ち。この辺りからも日本人と近いDNAを持っているのでは?と強く感じた。
コーカソイドでもネグロイドでも無い事ばかりは誰しもお分かりになるだろう。
仮にこの写真の人物が日本人らしい格好をしていたならば、誰もが日本人と思うだろう。
そして興味深いのは…精神的にも近い世界観を求め、信仰の方向性、性質すら似ている傾向があるのではないかとすら思えた事。
因みに南米ペルーにも実は日本人と近しい顔立ちをした民族が居るのだが…どんな経路を辿り、拡散していったのだろうか?



我々日本人が共感出来るのは、謙虚だった頃の古の日本人と酷似しているからこそ理解出来るのだろうと考える。
共感できるのは酷似したDNAを持つのではないかとすら思えるのだ。

育つ場所がいかに変わろうとも…DNAはこういう結論に至る。つまりDNAは嘘はつかない。