- こんなスレがあった。
- お題は…宗教って悪魔が作ったものだろう…との投げ掛け。
- スレ主は
- どう考えても堕落する様に仕向けられてるし…とだけレスしていた。
- 私はすかさず書き込むが、レスは既に存在していないとの返答。
- 残念だから、せっかく書いたレスをここで残すとしよう。
- ソレを語るなら人類のルーツから語るしかないよ。人類のルーツは類人猿からのドロップアウト組の猿になりきれなかった猿。
DNAが証明しているからね。97~98%のDNAがチンパンジーと被るのだ。DNAは嘘はつかない。
その猿の群れから木に登れなかった脚に障害を持つ突然変異の亜種が生まれ、ソレが人類の祖先の始まりなんだとさ。
人類の祖先は野蛮なものや残酷な野生社会の摂理とも言える弱肉強食の世界に畏怖を感じ、 忌み嫌い、馴染めなかったからこそ、理想郷を求め、安寧や平穏を求めた。コレが700万年前。
しかし野生のDNAをも色濃く残す初期人類は、食べなきゃ死に絶えてしまう。
時に野蛮になり狩もしながらも、矛盾した平穏やら安寧を求めて生きて、DNAを存続させて来た、『矛盾を孕んだ種』こそが人間のルーツなんだよな。だから誰しもスレ主の様な境遇に陥る事はあるんだよ。
平穏や安寧目指すベクトルを定点.Aとしよう。
このベクトルは初期人類から変わらぬ定点.Aだ。コレはどんな人間にも多少なりある。
人間は併せやすいもんに併せてしまう習性があるからな。コレは猿の群れの時代の悪しき性だ。
だから堕落もあるし、未だ人間社会には腐れ縁もある。
ただそれは意味が無い。共存する意味が無いから、想像力を活かして、何かしらの教義を必要としたのさ。
信仰というガイドライン的な教義が生まれ、悪習に感化されない為にはどうすべきか?
各民族は考え出した。考え出すSPECはあったからだよ。それが想像力だよな。
あぁでも無い。こうでも無い。と悩み出て来たのが、三大宗教だ。
未だ狩をする様な先住民族にも信仰らしきモノはあったりする。先祖を敬う儀式や言い伝え。
それらの拠り所無しには生きていけなかったのは、野生社会でやっていけなかった種ならではの脆弱さがあるからだ。
しかし君にも想像力はある。それで今の状況をリカバー出来たら、君は楽しく生きていけるだろう。
気分も運も大いに関係してくる。しかしながらそんな負の要因を抱えた系譜の人間は、いかに上手く昇華できるか?に掛かっている。
負のイマジネーションは重石となり、君を蝕みやる気も可能性も奪い、希望をも奪い去るだけだ。
常に落ち込む事なかれ。現実を見据え、己の出来ることから遂行し、君にとっての理想郷を創造したまへ。負けるな。