小売業でマーケティング活動をする場合、

KPIツリーをどう設計するか


まず考えるのは、売上を因数分解して


売上=客数×客単価


となる


もし、IDデータがあるならさらに分解して


売上=(ユニークユーザー×来店回数)×(平均商品単価×平均商品購入点数)


などとなる


では、NPSや満足度のような情緒的価値を

KPIツリーに加味するにはどうすればよいのか


アンケート調査回答者と購買データがIDで紐づいていれば、設計しやすい


でも、紐づいていない場合は

回帰分析などで情緒的価値と購買行動の関係に

定量的な意味を仮定する必要がある


ここが、企業によって独自性が出るところ


優良顧客の定義が異なるので、どんな顧客を増やすべきかを仮定して検証を繰り返す必要がある


この因子を高めればKPIツリーを辿って売上が上がる、

という構造が可視化できる


いままでは人がやっているけど、

数理に強い生成AIであれば、ローデータから

現状データとして最適なKPIツリーを作ってくれるかもしれない


もうそんな取り組みはありそうな気がする



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