背中~腰の施術の仕方を説明いたします。


腰のつらい方の多くは背中が張って余裕がなくなって腰に来るケースが数多く見受けられます。


背中の施術方法としては、肩甲骨の下端あたりから背骨を真ん中に左右のラインをとります。
左右にそれぞれ長い筋肉が背中~腰に走っているので、うつ伏せの状態でその筋肉を押してほぐしていきます。

左右それぞれある程度ほぐしてから、腰に移ります。

腰は肋骨がない分、水平からのアプローチがしやすいし、また重要になります。

まず、垂直方向から押してほぐします。
お尻の上端辺りがつらくなる方が多いので、しっかりアプローチします。

次に水平方向です。

肋骨の一番下辺りが固くなりやすいので、押しほぐします。ツボに入れるように押すとズンズン響きます。

次に腰のど真ん中。ここにも腰に重要なツボがあるので、ツボを意識して押します。

次にお尻との境目付近。筋肉の終了する部位に近い為、負荷がかかりやすく固くなります。
真横というより、少しお尻側に傾けた角度で押しほぐします。

その三点を最初は表面を柔らかくほぐして、段々強く深くほぐしていきます。


ぎっくり腰などの怪我をされたお客様はどうしても固く深くなり、上記のポイントのさらに奥の筋肉(腰方形筋)までほぐしていきます。

また必要に応じて、横向きになってもらい、さらに広い範囲をほぐしていきます。