とりあえず教室に。
ガラガラ・・・扉を開け中に入ると、教室には同じ小学校で知ってる顔の奴らが数人いたがほとんど他の小学校の知らない奴ら。
みんなの視線が俺に釘付け。そりゃあそうだ。金髪にボンタンの奴なんて俺だけだから。
「何見てんだよ!こら!何か文句あんのか」
とりあえず威嚇!
みんな目をそらす。
よしっ!いいスタート。
パンッ!!!いって・・・「いってーな!誰だこら!ぶっ殺・・・」
勢い良く振り返るとそこには、
「なんだその髪にその太いズボン。いきがんなよ」
うわっ、最悪!!さやか!
「なんでお前がいんだよ!!」
「なんでって同じクラスじゃん」
マジかよ。ありえねー。 「つーか、お前こそ何だよその髪にその化粧。スカートも短っっっ!!」
金髪の巻髪。ガン黒。超ミニスカ。中学一年生にはとても見えない。
「かわいいでしょー。お姉ちゃんに全部やってもらったのー。今日は入学式だから派手にねー」
負けた。こいつ目立ちすぎ。
「かわいいかわいい。いいからどっか行け。うっとうしいんだよ」
「何よー、みーんなあんたに引いてるよ。仲良くしようねー。リョウ君」
お前だって絶対引かれてるよ。むしろ俺よりもね。
さやかもカズと同じ幼稚園から一緒の幼なじみ。気が強すぎる。幼稚園の頃はよく泣かされた。
さやかが同じクラスかよ。嫌だなぁ・・・

学校に着いた。
ギリギリ間に合った。玄関に行くとクラス表が貼ってあった。
「俺は、んーと・・・七組だ。カズは?」
「俺はー、三組だな」
「なんだよ、お前と一緒だったら良かったのに」
「しょうがねぇよ。こんだけ人がいりゃあ、バラバラになっちまうって」
残念がった俺と違ってカズはあっさり。
「しょうがねーな。なぁカズ、なめられんなよ!最初が肝心だかんな!」
「おいおい、俺はお前と違ってそんなんどうでもいいの。平和にのほほんと生活したいんで」
カズは。おとなしくて、勉強もできる。優等生タイプだな。だが、めちゃめちゃエロい!
俺は、目立ちたがり屋で落ち着きがなく、勉強なんてさっぱり。
真逆な性格なのに毎日のように一緒にいる。お互いないものを持ってるから逆に楽しいのかも。
「んじゃーカズ、帰りはまたここに集合で。」
「了解。リョウ、式はおとなしくしてろよ!んじゃまたあとでな!」




今日は初登校日
「おはよー!早くしねぇと入学式間に合わなくなっちゃうぞ!」
隣の家の幼なじみ、カズが迎えにきた。
「わりぃわりぃ。今行くからちょっと待って!!」
ダッシュで階段をかけ降りて、玄関に行った。
「お前・・・なんだその髪は・・・」
カズはかなり驚いたようだった。それもそのはず、俺の髪は輝く金色に染まってたからだ。
「カッコいいだろ?笑」
俺は満面の笑みでそう言うと
「初日からそれはまずいんじゃねぇか・・・つうか、お前やっぱバカだな」
カズは呆れていた。
「やっぱスタートが肝心!はなからナメらんねーようにしねーとよ!まっそれより早く行こうぜ!」
「先が思いやられる。ほんと大変な幼なじみを持ったもんだ」
呆れ果てた様子のカズをチャリの後ろに乗っけて学校にダーーッシュ!!