息子の通う「とさ自由学校」は

まもなくサマーキャンプが実施されます。








体験入学試験、のようなもので

学校生活を2泊3日で体験し

入学を検討してる子どもと保護者、

そして受け入れる側の学校それぞが

入学するか?

入学させるか?を決める機会となるようです。








このサマーキャンプのやり方も

年々変化していて

今年は在校生のお手伝いは無しっぽい?








昨年と一昨年は、

参加希望する在校生や

高学年の在校生で参加したい人を募り、

体験したい子どもたちの

お兄さん、お姉さんとして

「こうするといいよ 」「こうやんだよ」など

サポートしてたようです。







もっとも、

今年から学校の運営方法が変わったので

高学年サポートは不要と判断したのかな?







昨年までは

1〜6年生までの全学年で

縦割りグループを作り

活動してましたが、

今年度からは

1〜3年生と

4〜6年生で

それぞれ縦割りクラスを作り、

クラスには担任がついて

そのクラス毎の活動となりました。








昨年度までは

“きのくに子どもの村学園方式”だったらしく

今年度からは

“長野県の伊那小学校方式”らしい。








ぶっちゃけ

“どのやり方が良いか?”

模索して作り上げてる段階だと感じます。








体験入学をした大抵の子どもたちは

・教科書は使わない

・宿題も無い

・テストも無い

・通信簿も無い

と説明されて

しかもサマーキャンプで楽しめちゃったら

「俺、ここに来たい!」だの

「私、ここにするー♪」だの

ニコニコ笑顔で言っちゃうよね〜








でもって、

親は子どもの楽しそうな姿や

幸せそうな笑顔を見ちゃったら、

ココロ、動いちゃうよね〜飛び出すハート








来年度、どれくらい入学されるのか?

知らんけど、

今年度を始めるにあたって

お教室が足らなかった?からか(だろうよ)

職員室を教室に当てて対応し、

職員室は保健室に移動、

保健室はホントにホントに小さなスペースと

なりました。








次は、どの部屋を教室に当てるんだろう?🙄








でだ。








発達障害の診断が付いた

うちの息子の場合、

基礎学力がついていってません😑








かと言って、

理解できない障害があるわけじゃなく

息子が理解できる教え方をしてもらえたら

理解できるのだよ。








私は『体験から体得できる』と思ってたけど

どうもそれからだけでは、弱いみたいです。








息子に発達障害があるからなのか?








今のクラスは15人と少人数だけど

個性豊かな子たちの集まりで、

個々を見る余裕がないのか?








かと言って、

加配といった支援は無いので

わからないまま、

なんとなーく

可もなく不可もなしな感じにみんなと一緒に居て

実は置いてきぼりになってるということが、

しばしば起きてます。








ちなみに、

支援級?支援クラス?も、無し。








発達障害は

薬で治すような病気では無いし、

薬でおとなしくさせて

みんなと同じように椅子に座れれば

学力も同等についていける、なんてことは無い。








薬でおとなしくなってるのは、

単にボーッとしてるだけ。








薬でおとなしくなると

大人が管理しやすいし、

投薬にかかる診察代・薬代・管理費といった医療費は

小学生、もしくは中学生までは

お国が負担してくれるから、

一体、どこが

儲かる仕組みになってるでしょうか?!








でもって、

いまの息子に必要なのは

なぜ苦手なのか?

なぜ頭に入らないのか?

そこを理解したうえでの、支援。








そこがわからないままで

やみくもに支援したって、

届かない。








ちなみに、

息子がわからないから質問をしようとしたら

「うるせー 

お前は早く給食を取ってこい!」と阻まれ、

むーん😑となった気持ちのまま

やがて質問したかったことを忘れ

“わからないまま”が山積みになってます。








そのわからないを

学校だけに解消してもらおうとするのは

無理があるな、と。








私は息子に

勉強ができる子になって欲しいとは

微塵も思ってないのだが、

さすがに足し算・引き算・掛け算・割り算くらいは

できて欲しいと思う。








もしくは、

電卓を使いこなして

ハイ!と答えを出せるなら、OK!なんだけど

息子はそうじゃないwww








学校に相談したり

助けを求めたけれど、

真摯に対応してくれたのは

三日坊主?六日坊主?くらい。








先生たち、忙しいからなー…








今年度始まって5月の中旬頃に

また先生が「病気療養」という名目で

休職したし。








先生の退職がホントに多い🤔








子どもたちへの影響は

無いと思ってんのかな?🙄




 




それと、

子どもの転校も結構あるな、と感じます。








教育プログラムが

公立と違う分、

基礎学力を心配する保護者は多いんじゃないかと。








私も息子に対して

「この学力の無さは、この先つくのだろうか?」と

発達障害の特性が

4年生の2学期入る前くらいから

悪目立ちしてきたように感じて

今、対策に奔走してます。








それは、中学校の心配があるから。








このままでいったら

学習面で総コケするのが目に見えてるし、

とさ自由学校は

今のところ中学校の開校予定は無いから。








健常発達の子なら

(わかりやすくするため、あえて健常発達という言葉を使います)

理解する力があるから、

卒業後の春休みでも

追いつけるんじゃないかと。








特殊な学習プログラムの学校でも

小学校卒業程度の基礎学力がついて卒業するなら

中学校へもスムーズに進学できるだろうけど、

息子は今のところ難しいのが、現状。








うちの場合は

『より良い教育を受けさせたい』なんてのが

理由じゃなくて、

登校拒否の息子が

登校したくなる学校を探したら

“とさ自由学校だった”ってだけだからなぁ…








いま思うのは、

今のとさ自由学校なら

フリースクールでも

似たようなところがあるだろうから

そっちでもよかったかも、です。








まぁ、息子本人が選び

行きたくて行ってる学校だから

卒業はさせてあげようと思うけど。








ちなみに、

中学校は私立の土佐塾中学校の

“まなび創造コース”をオススメしてるのか?

(いや、そんなつもりは無いのだろうけど

中学校での学習面を心配する意見は多い)








終業式に体験入学の案内チラシを

持って帰ってきました。








選抜方法が

教科目の筆記試験じゃないのね。








授業カリキュラムも

通常とは違うのかな?








いずれにせよ、

我が家はこれ以上学費を払い続けるのはムリなのと

ホントに

今のうちに

基礎学力を育まないと、

息子の天才性が発揮できないままなのは

日本の損失!

もったいない!ので

そっちを優先します。








とさ自由学校の良いところ、

その反対に「ちょっとそこはいただけない」ところ、

両方をよく見聞きしたうえで

入学を決めたらいいね。








『日本の学校教育のあり方を変えないと』って

聞くし、私もそう思うけど

時は止まらないから

子どもは成長するし、

変わるときを待てるほど

精神的、経済的、肉体的、年齢的などの

余裕は無いので、

現状と折り合いつけて進んでいってます。







さてと、

そろそろ支度して

家族のいる我が家へ帰ろうニコニコ