- 評価 ☆☆ (二つ星)
傭兵として世界中を渡り歩いてきたマーティン・デヴィッド
(ウィレム・デフォー)は、オーストラリア・タスマニア島を訪れる。
目的は、タスマニアタイガーの生き残りを見つけ出し、その生体
サンプルを採取するというものだった。
現地ガイドのジャック・ミンディ(サム・ニール)が用意したベース
キャンプは古めかしい木造の民家で、少女サスとその弟バイク、
体調不良で寝たきりの母親ルーシー(フランシス・オコナー)の
アームストロング家が住んでいた。
他人と一切関わらず、冷たい人生を送ってきたマーティンだったが、
アームストロング家の子供たちと触れ合ううち、心に変化が訪れる。
やがてこの仕事に疑念を持ったマーティンは、密かに近づいてくる
脅威との闘いを強いられ、人生最大の決断を迫られる。