- 評価 ☆ (一つ星)
国民を愛する小国のリーダー・オーフィディアス(ジェラルド・バトラー)
はローマ侵略を狙い、幾度となく戦いを繰り返すが、ローマの独裁者
コリオレイナス(レイフ・ファインズ)を打ち負かせずにいた。
コリオレイナスは数々の武勲により着実に権力をつけていくが、彼の
独裁性に危機を感じた政治家の策略により、暴徒と化した国民に飲み
込まれていく。
コリオレイナスの味方は、政治的野心溢れる母ヴォルムニア(ヴァネッサ・
レッドグレイヴ)、彼の無事を祈る美しい妻ヴァージリア(ジェシカ・チャス
テイン)、政治家の師と仰ぐメニーニアス(ブライアン・コックス)しかいなく
なり、ついに国を追放される。
ローマに絶望したコリオレイナスは、1人で宿敵オーフィディアスのもとを
訪れる。
2人は、お互いを殺すことを望んでいた。