『J・エドガー 』(2011年、米) | ムーヴィンのムービー!!

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映画観てヤッターマン!

評価 ☆☆ (二つ星)

FBIのジョン・エドガー・フーバー長官(レオナルド・ディカプリオ)は、


人生の終盤に差し掛かり、部下に命じて回顧録を書き取らせる。


記憶はFBI誕生以前へと遡り、彼の表の経歴が語られるとともに、


その裏側の野望、企み、葛藤、苦悩が次第に明らかにされていく。


20世紀の半分を占めるおよそ50年もの間、アメリカで大統領さえも


及ばない強大な権力を手にしていた男。


そのたった一人の人間が、アメリカのあらゆる秘密を掌握し、国さえ


も動かしていたという事実。


50年間に入れ替わった大統領は8人にのぼり、その誰もが彼を恐れた。


20代でFBI前身組織の長となり、以後、文字通り死ぬまで長官であり


続けた。


やがて、国家を守るという絶対的な信念は、そのためになら法を曲げて


かまわないというほど強く狂信的なものとなる。


それゆえ彼は正義にもなり、悪にもなった。


国を守るという大義名分のもと、大統領を始めとする要人たちの秘密を


調べ上げ、その極秘ファイルをもとに彼が行った“正義”とは一体何だった


のか?