夏向けの怖い本先日にブックオフで発見した本です。さて、今日も本の虫になってますが、今日はホラーの古典とも言える小説を読んでます。「暗黒のメルヘン」と題したアンソロゾジーですが、編者は澁澤龍彦です。澁澤龍彦と言えばサド文学の翻訳で有名な方ですが、評論家としても実績を残しています。そんな氏が選んだのは、泉鏡花、夢野久作、江戸川乱歩、小栗虫太郎から、安倍公房、倉橋由美子まで珠玉の16編が納められています。意外なことに三島由紀夫の作品もありました。もちろん澁澤氏自身の著作も入ってます。