ちょっと前のことになるけど、Facebookの母校(高校)のコミュニティー(っていうのだろうか?)で、「続・赤いスイートピーに泣ける」とコメントをしていた元女子(失礼!)がいて食いついてしまった。

でも、小心者の私はROMを決め込む。

「続・赤いスイートピー」は「赤いスイートピー」の続編で、歌っているのはもちろん松田聖子さん。

私が食いついたのは、「続」のことよりも、聖子ファンだった自分を思い出してしまったからだ。

(「だった」ってのもちょっと寂しい気もするけど)



私が聖子ファンになったのは、まだ彼女の顔も歌も知らない頃だった。

歌手デビュー前に、ニッポン放送で平日夜10時から放送されていた「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」の「パンチガール」のひとりだった頃だ。

3人のパンチガールの中で、私は年齢も近かったせいか、最年少の「聖子ちゃん」に親しみを感じてしまった。

いつも明るく元気にトークする彼女が、後に「ブリっ子」と言われるようになるとは思いもしなかった。

「おだいじに」というドラマに太川陽介の恋人役で出演していることを知ったとき、ドラマを見たくてしょうがない自分がいたが、とうとうそのチャンスをつかむことはできずに終わった。


高2の春だったと思う。

資生堂ekuboのCM がガンガン流れていた。

伸びのある歌声と歌唱力にガッツリはまった。

だけど誰が歌っているのかわからない。

「CMモデルの子なのか?」


CMソング=ヒット曲の時代だったので、ご多分に漏れずこの曲もヒットし、松田聖子さんのデビュー曲「裸足の季節」だと判明するまでに時間はあまりかからなかった。

好みは人それぞれでしょうが、その頃の私には、デビュー曲にしてその圧倒的な声量と歌唱力にattracted.

以来、暫くの間、私は「聖子ファン」でした…とカミングアウトしたところでドーデモイイ話でした。