推薦での大学合格の報せが届き始めています。
合格した皆様、おめでとうございます。
今や私大入学者の半数以上が年内に合格を決める時代です。
2019年文科省資料/グラフ当社作成
用語をあらてめて確認
続いて総合型選抜
後期縮小で推薦拡大
国公立大でも、一般選抜の後期日程の募集枠を縮小したり、後期日程そのものを取りやめて、その分を、学校推薦型や総合型選抜などでの選抜にシフトする動きが既に見られます。
例えば、東京大学では2015年度を最後に後期日程が廃止され、翌年から後期日程の募集定員を推薦入試にまわす形での選抜が実施されています。
文科省が公表している下記資料からも、後期日程枠縮小と総合型・学校推薦型での募集人員拡大が分かります。
(図表は文科省HPより)
名古屋大学でも後期の枠が縮小され総合型・学校推薦型の募集人員が増えています。
(グラフ当社作成)
最後に、学校推薦型選抜、総合型選抜での入学者数(2021年度)が多い大学を紹介します。
(AERA大学ランキングより)
学校推薦型選抜
入学者数ランキング(名)
*附属・系列校の内部進学者含む
【愛知県】
1位→1,393 愛知学院大学
2位→1,381 中部大学
3位→1,366 中京大学
4位→889 愛知淑徳大学
5位→805 椙山女学園大学
6位→765 愛知工業大学
7位→742 名古屋学院大学
【全国】
1位→7,479 日本大学
2位→3,631 近畿大学
3位→3,308 早稲田大学
4位→3,108 東海大学
5位→2,775 関西学院大学
6位→2,715 同志社大学
7位→2,557 法政大学
8位→2,506 中央大学
9位→2,139 立命館大学
10位→2,122 慶応義塾大学
総合型選抜
入学者数ランキング(名)
【愛知県】上位3大学
1位→473 中京大学
2位→314 中部大学
3位→268 愛知淑徳大学
【全国】
1位→1,489 帝京大学
2位→1,133 帝京平成大学
3位→923 日本大学
4位→878 東海大学
5位→688 桜美林大学
6位→668 沖縄国際大学
7位→646 東北大学
8位→639 京都外国語大学
9位→634 武庫川女子大学
10位→623 安田女子大学
共通テストまで30数日
一般入試以外の選抜制度について触れてきましたが、国公立大や難関私大を目指す人たちの多くは、この先の共通テストや個別入試突破に挑むことになります。
受験生の皆さんは、来春に悔いのない新しいスタートをきれるよう、日々ベストを尽くしていきましょう!
冬キタエル春ヨロコブ