仕事柄、学校の先生方と交流する機会があるのですが、多くの魅力的な先生方に、いつも学ばせていただくことばかりです。
一方で、「働き方改革」の話題が出れば、いつも真っ先に例に上がるのが「教員」の勤務。
こうした多くのネガティブな情報が、教員志願者数減少につながっているのかもしれません。
(時事通信出版局)
ところで、愛知県と言えば、教員は愛知教育大学(愛教大)出身というイメージがあります。
現在は、どの大学から教員になるケースが多いのか?
東海地方の大学別「教員採用数」ランキング
小学校教員採用
1位 愛知教育大 289名
2位 岐阜聖徳学園大 211名
3位 岐阜大 107名
4位 静岡大 97名
5位 三重大 82名
6位 皇学館大 78名
6位 東海学園大 78名
8位 愛知淑徳大 72名
9位 常葉大 64名
10位 椙山女学園大 60名
11位 名古屋女子大 53名
12位 日本福祉大 37名
13位 中部大 36名
13位 名古屋学芸大 36名
15位 中京大 33位
(朝日新聞出版大学ランキング2022より)
中学・高校教員採用
1位 愛知教育大 148名
2位 静岡大 109名
3位 中京大 87名
4位 岐阜大 72名
5位 岐阜聖徳学園大 53名
6位 名城大 46名
7位 三重大 45名
8位 常葉大 43名
9位 愛知大 34名
10位 愛知淑徳大 33名
11位 名古屋外国語大 31名
12位 南山大 30名
13位 皇学館大 29名
14位 東海学園大 28名
15位 椙山女学園大 27名
(朝日新聞出版大学ランキング2022より)
やはり、小・中・高ともに愛教大出身の教員採用数がトップ。
名古屋大にも教育学部がありますが、大学院進学を除く就職者のうち、教員になる人は例年10%もいない感じで、県・市職員などの公務員、一般有名企業などへの就職者が多いようです。
最近は「教員」でなく、塾での仕事を敢えて志願する方もいます。
私たちの会社でも、教育大学出身者や教員免許取得者に限らず、その人の人間的魅力などを重視しながら採用活動を続けています。
AIがどんなに進化しようとも、子供たちの人間教育に関わる人間の存在こそが、子供たちの人生に大きく影響を与えていくことは明らかでしょう。
魅力溢れる教員や塾講師の姿も多く発信していきたいと思います。
24時間テレビ終わると夏も終わり…