2022東海中学校の入試 | 教育・受験のミカタ

教育・受験のミカタ

NEホールディングス(栄光学園・西塾・進学塾サンライズ・名古屋個別指導学院・コンパス)社長ブログ

2022年度

中学受験の入試問題分析ビックリマーク

1回目は東海中学校

 

以下、西塾の資料より

教科ごとの分析

トラ国語
宝石赤難易度

今年は、物語文の選択肢や抜き出し問題はやや難。説明文の選択肢は比較的解きやすかったのでそこで得点を取っていきたい。自由記述も実体験に基づく出題でやや難しかった。
宝石ブルー傾向

説明文と物語文が出題される。説明文は1枚、物語文は2枚で収まる文章量で例年通り。毎年、自由記述の問題や、二十字程度のまとめる問題が出題される。
宝石緑対策

記述問題が多いので時間配分がポイント。1つの問題に時間をかけると時間が足りなくなる。選択肢・抜き出しの問題をできるだけ早く解いて時間を確保すべし。自由記述を書くための引き出しを多くするため、新聞のコラムや日常生活の中で時事問題に触れ、様々な経験を積んでおきたい。要約する問題も多く出るので段落ごとの要点を探し、それを短くまとめる練習が必要。
 

黒猫算数
宝石赤難易度

昨年に比べ全体的な難易度は高くなったものの、難易度の低い問題も散りばめられており、問題の選定が大切。考え方を問う問題は例年易しい傾向にあるので、確実に点を取りたい。一枚目で7割5分、総合で6割以上の得点が望ましい。
宝石ブルー傾向

例年同様に、1は計算問題と短文形式の問題、2以降に文章問題、図形問題が出題。問題数は例年並みだが、手間のかかる問題が増加し、時間配分と正確さがより一層大切となった。上位校であるほど、一見すると単純な問題に見える問題の裏を読み取る国語力も要求される。ただし比較的難易度の低い問いも多くあり、それらの問題の選定を丁寧にした上で、確実に正解することが大切。
宝石緑対策

問題の選定については、問題文をじっくり読み、線分図や面積図、表などに丁寧にまとめて“解き方が見える”練習をするとよい。問題文を読み終わるまでに書き出した条件を使い、解き方のイメージができれば解ける問題、出来なければ解けない問題として先に進む。使用教材としては「過去問」だけでなく、「計算と一行問題集」による基礎の定着、「単元別問題集」、「県内外の同レベル以上の中学の過去問」などによる実践練習を数多くこなし、初見の難しい問題であっても、諦めずに自分の力で考え抜く力をつけていくことが大切。図形問題は難易度が高いため、定期的に訓練できると良い。

 

牛社会
宝石赤難易度

いくつか難問はあったが、問題の難易度としては易しい。合格者平均点も高くなる傾向なので8割程度の得点は必須。基本的な知識を利用して解く問題が多い。
宝石ブルー傾向

地理は毎年のようにデータを読み解く問題がある。書いてある項目からヒントを得て様々な角度からデータを読み取らなければならない。歴史は知識や年号を問う問題が非常に多い。写真や絵を載せる問題も多く史料もよく理解する必要がある。歴史の問題が6割近く出題されている。今年は時事が絡んだ問題がいくつか出ていた。
宝石緑対策

歴史は確実な知識を身につけないと得点できない。そのために確認テストや地図帳などを用いて、農作物、人口、地形、年号など基本的な知識を繰り返し、習得していく必要がある。そして、いろんな中学校の問題を解いて基本的な知識を定着させていく必要がある。また、過去問題と同様の問題が出題されることが多くあるので過去問題を繰り返し解くのは非常に有効。
 

コアラ理科
宝石赤難易度

全体的には難易度が高い問題であった。記述問題の量も増え、その中には思考力を要する記述問題も出題された。また正誤問題や解答を複数選択する問題も多く、曖昧な知識では得点しにくい問題となっていた。7割程度の得点が望ましい。
宝石ブルー傾向

物理・化学・生物・地学からバランスよく出題されている。単元別では、5年以上連続で出題されている「てこ」「水溶液」が今年もみられた。「電気」は3年連続の出題。生物分野からの出題は「環境」からの出題で、同中学の頻出問題の一つである。「マイクロプラスチック」・「SDGs」などの最新の語彙や、現在起こっている環境問題とそれに対する解決策を問う問題等があり、日常より環境問題への意識を高く持っておきたい。記述問題は5問あり、昨年に比べ数は増えたものの1題を除き難易度は高くない問題であった。本年は作図問題も見られた。
宝石緑対策

重要語句を暗記するだけでなく、身近にあるものに興味や疑問を持ち、それに関連する深い知識と推理力を身に付けることが必要。学校教科書の熟読は必須。また近年は少なくなったものの、化学・天体などにおいて難易度の高い計算問題が出題されることもあるため、こちらにも対応できることが必要で、レベルにこだわらずに「県内外の中学の過去問」を数多く解き、実践力を高めるとともに、過去の問題からの類似問題も多いため過去問10年分以上をこなすことが有効。

 

チューリップ赤 チューリップオレンジ チューリップピンク チューリップ黄 チューリップ紫

 

このシリーズでは、滝、南女など他中学校の入試分析もご紹介していきます。

 

西塾は集団授業の活気や競争意識を大切にしながら、クラス定員は少人数で生徒専属の社員講師が個人別にとことん指導し徹底的にフォローすることで、ふつうの子のトップ校合格を目指します。

 

大人数の塾で成績が伸びない、質問できる機会や環境がない、細やかな対応に不安を感じるなど、受験のご相談などはお気軽に西塾までお問い合わせ下さい。