中学3年生は1学期内申で志望校が決まる | 教育・受験のミカタ

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NEホールディングス(栄光学園・西塾・進学塾サンライズ・名古屋個別指導学院・コンパス)社長ブログ

少々過激なタイトルになってしまいました。

 

新中学3年生の皆さん、いよいよ受験学年がスタートしましたね。

 

新年度は、修学旅行などの学校行事も、今までより柔軟に実行できそうな気配です。

 

さて、愛知県の場合、高校受験に関しては大きく制度が変わります。

 

まだ全容が明らかになっていないこともあり、受験生親子には焦りや不安もおありでしょうから、私たちは各塾で説明会や面談などを行って、情報発信に努めてまいります。

 

今回は、そんな中で大事な大事な内申点のお話。

 

下図のように、新中3の受験から、私立・公立ともに高校入試日程が大幅に前倒しになります。

 

 

公立高校の場合、今までは学年評定(3学期にもらう評定)が合否の判断材料に使われていましたが、受験日程の関係もあり、今年度からは2学期の内申点が合否基準に使われることになるという話が、いくつかの中学校で既に説明されています。

 

2学期の通知表は、これまでのように2学期中間・期末テストを中心にした学期の評価ではなく、1学期と2学期の総合評価という説明もされているようです。(簡単にいえば1学期と2学期合計の平均)

 

ということは、1学期中間・期末、2学期中間・期末の最大4回(1学期に1回のテスト実施なら2回)の定期テスト結果をもとに、公立高校の合否判断に用いられる内申点が決まるということです。

 

提出物や単元テスト、授業態度などもありますが、今まで以上に1学期の定期テストの重み、1回1回の定期テストの重みが増していることを感じます。

 

 

で、ここからが本題。

 

一連のこの話、不安が増大してネガティブに受け取る人もいるでしょうが、この変更を利用してポジティブに意識と行動を変えられたら結果も好転すると思いませんか?

 

そう、学年スタートの段階から、受験との距離、自分の進路決定との距離が近くなり、リアリティーと緊張感をもって考え行動することができるのを強みに変えない手はない!

 

受験生の自覚がない、夏が終わるまで進路のことなど考えてない、部活ばっかりで勉強に危機感がない・・・などなどこれまでまあまあ多くの新受験生に浴びせられてきたであろうこれら常套句がなくなることはないにせよ、そんなことを言ってられない状況を固められてしまった新制度上では、自分の進路決定までに、真剣に考え行動する時間は必ずや増えることになるはずです。(逆に高校合格後の自由な時間が増えるわけですから、ここをチャンスに変えるハナシはまた別の機会に)

 

 

ということで、変化はチャンスメラメラ

 

こんなにおいしいことはない!

 

それくらいの意識で、自身でこの先の道を切り拓いていくならば、「公立改革だー」と大人が色めき立っていたとしても、「そんなの関係ねぇ」と、我が道を行けばいい。

 

変化の中で自分が成長し、自分で進路を選択していけばいい。

 

これ、決して建前でもきれいごとでもなく、私たちオトナは子供に真剣に真正面から語り伝えていくべきことだと思うのです。

 

さあ、戦闘開始!

 

モグラ モグラ モグラ モグラ モグラ

2022年度は旭丘高校に合格した塾生数が進学塾サンライズでは愛知県の塾で3番目でした。

どの高校へ進学した人も、ここから先の歩みが自分の人生を切り拓いていきます。

Do your best!

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