4月になりました
●次のスタートを
中学受験、高校受験の末に、ご縁ある学校へと進学される皆様には、春からの新生活でのスタートダッシュを成功させていただきたい思います。
入試が選抜試験である以上、最も望んだ結果でなかった人が必ずいます。
最も望んだ学校への進学を決めた人は、その環境の下で、最高のスタートをきってください。今の気持ちを忘れないでください。
そうではなかった人。決して下を向かないでください。悔しい思いは忘れずに心の中でエネルギーとして燃やし続けてもそれはいいと思います。
スタート地点が変わったことで、むしろ良い方向へと向かったケースを私は数えきれないくらい知っています。大切なのは次のスタート!前へ進んでいきましょう。
●後悔しないために
入学を迎える今の時期だからこそ、注意していただきたいことをお伝えしたいと思います。
●最難関中高進学者は
旭丘高校(HPより)
写真の門柱は国の登録有形文化財に指定
東海中学・高校(HPより)
学校の授業が始まったらどういう環境(通信教育・映像授業・予備校・塾・自学…)で学習を進めていくのかを決めて、早めのスタートダッシュをしましょう(ただのスタートではなくダッシュですよ)
また、次の入試へ向けてのビジョンも描いておくといいでしょう。描いたビジョンはいずれにしても修正が必要になるでしょうから、今思う最高の努力を前提に極めて高い目標を設定し、そのために必要な準備をしていくことをお勧めします。
最難関校はほんの少し気を抜いてしまって置いていかれると、追いつくのは本当に大変です。しっかりついていく努力を怠ると、最難関校に入学したがゆえに、その後の学校生活が暗黒の時間にさえなってしまうことがありえます。今の喜びを片隅に置きつつ、どうか次への準備に今まで以上の緊張感と覚悟と努力をもって取り組んでください。きっと後悔のない学校生活が送れることだと信じています。
●二番手校から下克上
入試では悔しい思いをした人もいるでしょう。しかしそれはマイナスの面というのではなく、今後の人生を必ずやプラスに導く原動力になります
今までの努力で無駄な努力など一つもありません。スタートする場所は希望していたものとは違ったかもしれませんが、一番願った場所でゴールテープをきることはできます。
事実、東海中学にはご縁がなかったものの名古屋中学から名大の医学部へ進学した生徒がいます。中堅高校から名工大に現役で入学した塾生がいます。そういった成功例など数えきれないほどあります。
中学入試や高校入試はゴールではなくスタートです。
皆様の春からの、生き生きとした楽しい新生活を願っています。