皆様こんにちは、スパイク・チュンソフトのプロデュースグループ“超社会人級の新人”鈴木でございます。
今週も半ばとなりました。大半の方はあと2日学校や会社に行けばお休みかと思いますが、あと二日かぁ・・・長いな~
…ちょっと気分が乗らないな~なんて方も中にはいるかと思います。
そんな方にはスポーツをしたり大声を出して気分をリフレッシュするとお休みまでの残りの日も元気に乗り切れるかと思います。
スポーツならテニスがお勧めです。単に私がテニス好きってだけですけどね。うぷぷぷ
その辺の道端や自宅で大声を出すのはなかなかのリスクだと思いますので、カラオケルームなどで是非どうぞ。そうですね、やはりここはパセラなどで一曲どうでしょうか?
さて、本題に入りましょうか。
今週も引続き開発スタッフからのご挨拶になります。
本日は、もう一人のプランニングリードの河野になります。
河野はですね、とてもこだわりがあるスタッフです。その強いこだわりはゲーム開発にも良いベクトルで反映されているかと思います。
今回のブログでもそのこだわりはありまして、文字色や配置なども全てこだわり抜いたものとのことですので、お楽しみくださいませ。
はじめまして!
ハタから見たら何やってんのか全くわからない謎の役職、
プランニングリードの河野です!
26歳のユルフワ新人OLで、推しはキーボです!
一言ボイスの「ムムッ!」っていうのが好きです♪
で、プランニングリードっつーのは
要するに色々やったプランナーって事なんですが、
そもそもプランナーって何?
って感じだと思うんで、具体的に自分の仕事内容を書くと、
学級裁判やミニゲームの仕様書に、才囚学園の上面図の作成。ゲーム全体のレベルデザインと、それに伴うスクリプト作成。それぞれのパートが適切に作られているかどうかの作成進行。作成が困難な場合は担当デザイナー、プログラマーと相談し場合によっては仕様変
正直、こんな事はどうでもエエわ!
プランナーにとって一番大事なのは、
「ダンガンロンパって何?」を突き詰めることです!
と、言うのも、学級裁判にしろ才囚学園の設計にしろ、
”ダンガンロンパの正体”がわかってないと、
なんかよくわかんないモノを作ってしまいかねない!
ダンガンロンパとは「面白ければなんでもアリ」を貫くこと。
僕はそう考えて、『ニューダンガンロンパV3』を作りました!
例えば、パニック議論。
会社や学校で会議が煮詰まってくると、色々な場所でみんなが勝手に話し始めてしまって会議にならない…
そういう状況ってありますよね?
実際に、V3を作っている時もありました。
(トリックをゲームに落とし込む会議とか。あちらを立てればこちらが立たずで…本当に時間がかかりました…)
でも、そんな時に誰かの提案で一気に意見がまとまる。
さっきまでの喧騒が嘘のように、スルスル会議が進む。
それが気持ちいいな、面白いな。
そういう発想から生まれたのが、パニック議論です。
その状態を表現するには、どうすれば良いか?
1画面の中、複数のカメラで議論をいくつも発生させる。
漫画のコマワリみたいにしたら面白そう、カッコいい。
更にコマが変形したらもっとクール、で大声セリフ…
でも、議論を複数のカメラで動かすなんてのは、
開発初期は想定していませんでした。
手間もコストもそれなりに増える。。。どぅιょぅ。。。
そこで思い出すのが、
「面白ければなんでもアリ!」だという事。
ここで折れたらダンガンロンパにならんぞ!
だから、新システムを作ったんだぞ!
やらせはせん!やらせはせんぞ!
で、作ってみたらイケてるやん〜となり、
(非)日常編にも同じシステムが使われ、
現在の複数のカメラを使った見た目が完成しました。
使用箇所が増えたため相対的にコストは落ち、
むしろ全体のクオリティは上がりました。
うん、そうですよね?
(非)日常編の見た目が先にあったと思いますよね?
実は、パニック議論が最初だったんです!
全体的にこんな感じで、
「手間やコストより、まずは面白いを作ろう!」
の精神が、全てのパートに息づいています。
と、いうことで、
ニューダンガンロンパV3において、是非見て頂きたい箇所は、
面白ければなんでもアリ!
な、スピリットを感じてほしい!
です!
以上、よろしくおねがいします!
ちなみに26歳のユルフワ新人OLというのは嘘です。