「ぼくが生きてる、
ふたつの世界」
〜時がたてばわかること〜
聴覚障害のある親のもとで育つ
聞こえる子供をコーダというそうです。
コーダの子供は
聞こえない世界と聞こえる世界を生き
親と聴者との間に入り通訳したりと
役割を担うことが多く
負担になることもあるという
今作の主人公、大はコーダで
成長とともに
友達の家と自分の家の違いに気づいていく
帰宅を知らせる電気を点滅させるのも
通訳するのも面倒くさくなってくる
次第に母にぞんざいな態度になる大
高校を卒業しても
目指す道が見つからい大は
父親のすすめで東京へ行くことに
故郷と距離を置いたことで
大の心に変化が…
作家、五十嵐大氏の
自伝的エッセイの映画化
📨📨📦📦📨📨📦📦
親の障害あるなしに関わらず
反発するのは
反抗期だからしょうがないが
母役の聾唖女優の忍足亜希子さんが
すごく可愛らしいので
そんなに冷たくしないでと
言いたくなりました
父役の今井彰人さんも聾唖の俳優で
大は母親には反抗的だが父親には
素直で両親の駆け落ちエピソードを
父から聞く場面で
「お母さんと東京に駆け落ちして
パフェを食べて帰ってきた
あれは美味かった
お前も食べたほうがいいよ」
なんて言ってしまう
ほんわかした父親像は
この俳優さんの雰囲気に合っていました
実は今井彰人さんは
息子役の吉沢亮さんと三つしか歳が
離れておらず
えっ!て感じだけど
まぁ、知らなければ分からないし
見逃す事としましょう😆
映画では題名どうり"ふたつの世界"を生きる
コーダの大変さは描かれていますが
青年の成長と親子愛の色が強く
幼児、小学生、中学生ぐらいからは吉沢亮と
演者がつながり
子役がちゃんと吉沢亮に似てるし
ガラの悪いヤクザな祖父(でんでん)も
寝たきりになり、亡くなっていく
両親も歳を重ねていってと
子供の成長と
家族の移ろいが自然に描かれてます
終盤
帰郷した大は
久々に母と再会します
先を歩く母の姿に母への思いが
溢れて…
こうゆう事って
時を経ないと分からないんだよね
大は再び東京へ
帰路の列車はトンネルに入り
しばし暗転
抜けると、
パソコンに向かい書き始める大の姿が
しばしの暗転が
宿命を乗り越えて
ようやっと自分の道を見つけ
ライターとして歩き出した青年を
象徴するいい場面でした
エンドロールに流れる曲
「letters」の歌詞は母が大へ送った
数々の手紙の言葉で
最後まで
しみじみさせますねぇ🥹
