古九谷(こくたに)
1650年頃から1710年頃まで、石川県加賀市山中温泉九谷町で焼かれた色絵磁器を古九谷と呼んでいます。
その画風は、大胆な構図、卓越した運筆、鮮やかな色彩、躍動感、どれをとっても他に比べるものがなく、写実性の高いものから、幾何学的紋様や抽象的な斬新なもの、また明代の「八種画譜」を真似た図柄など幅広いのが特徴です。
「古九谷」と呼ばれる磁器は、青、緑、黄などの濃色を多用した華麗な色使いと大胆で斬新な図柄が特色で、様式から祥瑞手(しょんずいで)、五彩手、青手などに分類されています。
祥瑞手は、赤の輪郭線を用い、赤、黄、緑などの明るい色調で文様を描いたもの。五彩手は黒の輪郭線を用い、青、黄、緑、紫などの濃色で文様を描いたものです。青手は、色使いは五彩手と似るが、素地の白磁の質がやや下がり、素地の欠点を隠すように、青、黄、緑、紫などの濃彩で余白なく塗りつぶした様式です。
画風は、日本画狩野派の名匠・久隅守景(江戸初期の画家、農民・庶民の風俗を描いた「夕顔棚納涼図」「耕作図」が有名)の指導によったといわれるもので、青(緑)・黄・赤・紫・紺青の五彩を用いてます。絵画的に完成された大胆な構造、のびのびとした自由な線描き、力強い豪快な深い味わいが魅力です。
手描き 九谷焼 はは鳥文八寸飾皿. 日本の切手に なっている古九谷のお皿の写しです。
中国の漆のお盆の図を、350年前の古九谷の 時代に色絵の九谷焼に描いた ... 古九谷の中でも美しさと白眉とされる飾り皿の写しです 。
(写真:はは鳥文八寸飾皿/九谷美陶園)
;株式会社 九谷美陶園
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