AWCP（アニマルウェルフェア・コーポレート・パートナーズ）より
ご招待いただき
11月17日に都内で開催された
（一社）日本サステナビリティ
レストラン協会主催の
「FOOD MADE GOOD Japan Awards 2025」に
参加してきました
「FOOD MADE GOOD Japan Awards」は、
「食の世界をもっとサステナブルにもっとやさしく」
という想いを掲げる
レストランや企業を表彰するアワードです
イギリス発の国際基準である
FOOD MADE GOODスタンダードを用いて
お店や企業のサステナビリティの取り組みを
「調達」「社会」「環境」の３つの視点から評価します
・どんな生産者から食材を買っているか
・働く人や地域を大切にしているか
・環境への負荷をどれだけ減らしているか
こうした食に関わる過程を
見つめ直す仕組みが特徴です
そして今年は特別賞として
「アニマルウェルフェア」部門の表彰が
初めて行われました👏✨
平飼いの卵が
使われていることを条件に
全国から25店舗のレストランの参加があり
BESTアニマルウェルフェア賞として
２つの優れた実践が表彰されました
① 大江ノ郷自然牧場（鳥取県八頭郡）
② cucina salve（埼玉県秩父市）
地域も取り組み方も違う２つの実践には
ひとつの大きな共通点がありました
それは、単にケージフリーの卵を
使っているだけでなく
命の「循環」の考え方をもち
レストラン・生産者・消費者をつなぎながら
食材の生い立ちを伝える役割を
果たしていたことです
アニマルウェルフェアは
目に見えにくい取り組みが多いからこそ
消費者が選択するようになるためには
情報を届け、背景を
知ってもらうことがとても大切
２つのレストランは
その役割を自然体で果たしていて
料理になるまでのストーリーを
とても丁寧に伝えています
アワードの後に
受賞レストランの１つであるcucina salve
オーナーシェフの坪内浩さんから
お話を伺いました
坪井さんは「種まく料理人」として
自社で自然栽培の野菜を作り
200羽もの鶏を育て
その食材を使い
レストランで料理を提供しています
もともとはご自身の重度のアレルギーが
きっかけで、このスタイルを始めたそう
こんなストーリーを聞くだけで
ワクワクしてしまいますが
レストランには
全国からファンのお客様が
リピートで通われているそうです
アニマルウェルフェアは
生産者、料理人、飲食店、
企業、そして私たち消費者
それぞれの小さな行動が
ゆっくりとつながり
共感しあって初めて
動物にも人にもやさしい循環が
生まれていくのだと改めて感じた一日でした
FOOD MADE GOOD Japan Awards 2025
https://foodmadegood.jp/food-made-good-japan-awards-2025/
（アニマルウェルフェア班 瀬川綾子）
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