アニマルウェルフェア(AW)班では、
小雨パラつく中、新潟市南区にある『新潟市アグリパーク』の視察に行ってきました
その名の通り新潟市の施設で、教育委員会と農林水産部が企画して
日本初の公立教育ファームとして2014年に作られました
当時の篠田新潟市長が、姉妹都市のフランスナント市を通して
フランスでは「教育ファーム」が当たり前で、子どもたちが、
本物の農業体験を通して育てることから食べることまでを
一貫して学ぶ施設を作るべきだと考えたそうです
新潟市内の小中学校を中心に、遠くは県外からも修学旅行などで
使われており、年間の利用者数は19万人ほどで、
農業体験、畜産体験、調理体験を行うことができます
先ずは、桑原館長様より、アグリパークの概要などについて説明を受けました。
アグリパークの目的は3つあります
教育ファーム
就農支援
農業の6次産業化支援
教育ファームとしては
70もの『アグリ・スタディ・プログラム』(ASP)のうち
44のプログラムが実施できます。
幼稚園や保育園のプログラムでは牛乳を作ってくれる
牛さん、ありがとう の気持ちを学びます
小学校4年生からのプログラムでは、「食べものになる動物はかわいそう?
かわいそうではない?」の問いかけも
文部科学省が定めた学習指導要領に基づき
学校のカリキュラムと連動した農業体験学習を実施しており、
幼児向け・小学校向け・中高生向け・支援学校向けなど、
子供たちが農業の素晴らしさに気づき、
命や人との絆を大切にして、
ふるさとを愛し誇りに思うとともに
持続可能な社会の実現に向け生きる力を高めます
パーク内には、各種体験講座や研修などのできるクラブハウス、
野菜の収穫などができるほ場、
牛・やぎ・羊のいる畜舎、ピザ窯もある体験ハウス、
農業体験や研修の際の宿泊施設など、子供たちだけでなく
一般の方にも農業の楽しさや大切さを学ぶことができます
畜舎体験では、安澤トレーナーより
牛乳はお母さん牛からもらっているんだよ〜
子牛がもらうはずの乳をもらっていることを知ってもらうために、
今年の4月から念願の子牛が加わったんですよ、
とレクチャーを受け、実際に畜舎の中に
大きな牛やモフモフな羊、生まれたてのやぎを見て触れて、
動物の生態や可愛さなどを感じられます
お天気が良い時は放牧場で、のびのびと過ごします
そして、食というのは「命」とつながっていることを学びます
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徐々にですが子猫の保護が増えてまいりました。皆様からのご寄付をお待ちしております。
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