台風21号で被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。


9月2日(日)新潟市西区の自治会で、初めてペット同行避難訓練が行われました。
地域住民の犬猫が参加しての避難訓練としては、新潟市で初めての機会でした。

避難訓練と一言で言ってもさまざまあります。
今回は海抜が低い自治会から災害時協定を結んでいる近くのホームセンター屋上駐車場まで、避難路を確認しながらペットも含めて集団移動する訓練でした。

目的は。。。

①ペットと一緒に避難ができることを理解する。

②どんな時もマナーが大切だと理解する。

③集団行動では動物たちが普段と違い変化が起きることを飼い主自らに知ってもらうこと。


住民の方が約90名、犬10匹、猫5匹で、災害時避難協定を結んでいるホームセンターまで移動します。



あらかじめ、飼い主さんには避難のポイントを周知。

両手がフリーになるようにリュックタイプのキャリーを用意。

 

 

 


特に猫の場合は目隠しのためのタオル類を用意する。

 

 
デリケートな子はすっぽり風呂敷で包む工夫も
 

 
わんちゃんは、迷子札の装着、興奮しやすい子はダブルリードで
 
 

 

飼い主さんは最後尾で歩きます。

水害を想定して犬は抱っこして移動できるか実践。
 

途中、排泄物のお世話は、新潟市動物愛護推進員が後方支援します
 

そして、ホームセンターの屋上に無事、到着!
 
 
 

飼い主さんからの声
・高齢犬で散歩しなくなり近所の方との交流がなかったので参加して良かった。
・散歩でも会わない犬と知り合えた。
・他の犬と交わる機会がなかったので、どうなるか心配だったが大丈夫だった。
・猫も思ったより落ち着いていてほっとした。

ペットを飼っていない方の声
・災害になれば実際に起きることなので訓練はとても良いことだ。
・犬はリードで歩けるから良いけど、猫の参加が少ないのが気になった。
・もっといるはずなのに参加しないね、という声も。


NDNは過去の災害ではさまざまな共助の支援を行ってきましたが、いつ起きるかわからない災害に対して、自助,共助の理解を深める避難訓練はとても大切だと思いました

 

 

 

 

 

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徐々にですが子猫の保護が増えてまいりました。皆様からのご寄付をお待ちしております。

よろしくお願いいたします。