2月22日(日)東京で行われたペット防災の勉強会に参加しました。
主催者さまは、東京とその周辺の自治体に災害時の動物救護に関する提言書を提出することが目的でさまざまな活動をされているそうです。
東日本大震災からもうすぐ4年。
私自身も改めてこれまでの災害を振り返る機会になりました。
ゲストは特定非営利活動法人アナイス理事の高木優治さんとNDNの岡田で、参加者は東京だけでなく、茨城や遠くは宮崎から40名ほど集まり、多くのみなさんが日頃、動物愛護に関わっていました。
最初に、主催者さまから主旨説明があり、
そのあと、「それぞれの地震に学ペット防災ろあり方」として中越地震、東日本大震災での新潟県動物救済本部の活動と、NDNの活動をご紹介しました。
新潟県では原則ペット同行避難をすすめています。
「ペットを救うことは飼い主の心を救うこと」という泉田知事の言葉がありますが、
飼い主責任を全うするためにも同行避難が良いということです。
また、「ペットは家族の一員」という言葉がよく使われますが、「ペットは社会の一員」という言葉が当たり前になったら良いですよね。
飼い主さんが災害弱者とならないよう、そして、犠牲になるペットが出ないよう、社会全体でペット防災の構築を期待しています。
ゲストの高木優治さんは元・新宿区保健所衛生課管理係として、具体的なマニュアルや、区民に配布するさまざまなリーフレットなどを整えた方です。
自助、共助、公助のそれぞれの役割や、現在の首都圏でのペット防災の進捗状況などを伺うことができました。
地域猫問題への取り組みでも大変有名な方で、ちゃっかりたくさんの資料をいただいてきました。