未生 | ZOO LABO

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こんにちは
韓流ドラマ好きの、営業サポート渡辺です。
 
先日、韓国のWeb漫画が、日本語訳で販売されている事を知り購入しました。
それが、タイトルの”未生”(ミセン)です。
韓国の囲碁用語で、「一見すると死に石にも見えるけれども、まだ死んではいない石」
の事で、再生の余地がある状態を言うそうです。
韓国では、サラリーマンのバイブルとして、人気のあるこの漫画は
2014年にドラマ化され、その年のドラマ賞を総なめにし「ミセン・シンドローム」と呼ばれる社会現象を巻き起こしました。
韓国ドラマと聞くと、「冬ソナ」「交通事故に記憶喪失」でしょという目で見る方もいます。
確かに、当たりはずれはありますが、このドラマは、近年の傑作だと思っています。

囲碁のプロ棋士を目指していた主人公がプロ入りに挫折し、失意のうちに流されるまま縁故で大手総合商社のインターンになり、
一筋縄ではいかない上司や、それぞれの思惑を秘めたインターンの同期たちに囲まれ
日本以上に、学歴社会の韓国では、何の特技も職歴も学歴も無い主人公に対する風当たりは強いです。
とは言えドラマだし、きっと頑張って成功するんだろうなあ~と思われるでしょうが、そうはいかないのが、このドラマの面白いところです。
主人公だけでなく、正社員の間にもある不条理や、嫉妬や裏切り、子育てとの両立、
出世欲に満ちた熾烈な会社という組織での日々、不正を暴いたことで、会社を辞めるように迫られる結果を招いたり
書くとただの理不尽な話のようですが、見ると解ります。むしろこれが現実なんです。
こういうドラマに出会うと、やっぱり韓流ドラマは止められない!^O^と思います。