Heartbeat | ミトココロノココロミ

Heartbeat

先日書きかけた話。

先日、うちの劇団のアカペラ部門のライヴの打上げで、
土居秀行さんというパーカッショニストの方がいらしたことは
ここでも書いた。
その方とお話していた中で、
「僕、パーカッションとかすごい興味があって、
何かやってみたいんですけどね」
などと話したら、土居さんが、

「パーカッションなんて簡単ですよ。
(ビールのピッチャーをピタピタ叩きながら)これだってパーカッション。
(机をトコトコと叩きながら)これもパーカッション。
パーカッション始めるんなんて簡単ですよ。
さぁ!始めてみましょう!」

これが私には「目からウロコ」の一言だったのだ。
今まで何かを始めるにあたってすぐにどこかで
「誰に習えばいいんだろ?どこで習うのがいいんだろ?」
などと考えている自分がいた。
しかし、興味があったらどんなところからでも始めればいいのである。
始められるところから始めればいいのだ。
当たり前のことなのだが、
そんなことにさえ気付いていなかった自分がバカみたいである。

だから、今年は何かパーカッションみたいなものを
始めてみるのである。

この前も稽古場でリズムをとる稽古がたまたまあったのだが、
その時に自分なりに体叩いてリズムとったり、
床や壁を叩いてリズムやってみたのが、すごく楽しかった。

やはり、こういうの大好きである。

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きっと環境が整わないと何もできない私のようなやつは、
環境が整っても何もできないんじゃないだろうか?
本当にやる気があるのなら、きっと環境なんて自分で作るだろうし、
自分でやれることから何か始めていくのである。
そして、そこから道が開けていく、
いや、そうやって自力で道を切り開いていくのだろう。
よく「やらないのはやる気が無いからだ」などと言うが、
本当にそうなのかも知れない。
えぇい!脱却するのじゃ!ウォーッ!