東京都葛飾区の金町浄水場や千葉県松戸市のちば野菊の里浄水場で、乳児が飲用する場合の基準値(水道水1リットル当たり100ベクレル)の2倍を超えるヨウ素が検出されたが、放射線影響協会(東京)は「バケツなどにくみ置きして8日が経過した場合、ヨウ素は半減するので基準値に戻る」と説明する。

 体内に摂取したヨウ素やセシウムはどうなるか。水や野菜などから体内に取り込んだヨウ素は甲状腺に蓄積され、甲状腺がんの確率が上がる原因になるが、実際にはほとんどが尿などに混じって体外へ排出される。このため、同協会によると、半減期の8日よりも早く体内の放射能は半分になり、長期間にわたって大量に飲み続けない限り、甲状腺への蓄積量が深刻な値にまで達することはないとしている。