先ほど
宗教教団でみられる
組織化そして巨大化
について言及しましたが、
大切なのは
宗教教団の組織化・巨大化と全く関係なく、この世界には人間を超えた
何らかの原理や秩序が存在することです。
もちろん既存の物理法則だけではなく、それをも包含する
もっと大いなる存在
があるということです。
臨死体験などの報告を鑑みますに、人は
死後も意識はあり、別の世界へ移行するだけではないか
まだ我々が理解し知覚しえない世界があるのではないか
そして宗教の源泉はそこから湧き出ているのではないか。
人間の知覚を完全とし、それが感知しえない存在は
虚構
と決めつけることが果たして正しいのか(それは我々人間が至上の存在である
という傲慢さではないのか)。
臨死体験はそのような人間の知覚・認識に大きな疑問を
投げかけています。
簡単な例ですが、
鉢の中の金魚が それを取り囲む人間社会の文明を理解できるか。
臨死体験の問題はそのような気もします・・・