POS端末の3大メーカーは、富士通、NECおよび日本IBMである。

機種と機能は多種多様であるが、機種は目的別に次の4つに分類できる。

①標準タイプのPOS

②クレジットカード対応のPOS

③価格検索型POS

④銀行POS機能

POSの接続回線は、通常CAFISまたは電話回線である。

CATとPOSは、ともにクレジットカードのためのオーソリ端末として利用されているが、その生まれも育ちも異なる。

しかし、両者は加盟店における信用販売という共通項により、次第に密接な関係をもつようになった。

CATとPOSとのドッキングは80年代中ごろから始まった。

当時の百貨店は、成熟した巨大産業であり、クレジットカード業界は、立場の弱い後発産業であった。

カード会社が百貨店と加盟店契約を結ぶに際しては、カード会社の担当者はたいへんな苦労を味わったと聞く。

「そんなに頼むなら、まあ、加盟店とやらになってやるか」
「客を待たせるオーソリ手続なんてとんでもない」
「偽造カードによる売上でも、売上は売上だ。その始末は一切、カード会社でつけてもらう」

などと公然と言われた時代であった。

このような雰囲気は90年代初めまで続いたが、クレジットカードが社会に浸透するに従い、百貨店側の高圧的な態度も当然のことながら軟化してきた。

ただ、POSの開発コスト、オーソリコスト、ICカード化のコストなど、越えるべきハードルはまだ数多く存在する。