安倍首相「先の大戦の深い反省」 国際会議で演説 | IT・科学

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 安倍首相「先の大戦の深い反省」 国際会議で演説


 戦後70年の節目の年に先の大戦をどう総括するのか。安倍総理大臣はインドネシアで開かれているアジア・アフリカ会議で演説し、「先の大戦の深い反省」と述べました。ただ、「心からのおわび」や「植民地支配」という表現はありませんでした。
  「国際紛争は平和的手段によって解決する、この原則を、日本は、先の大戦の深い反省とともに、いかなるときでも守り抜く国であろうと誓いました」(安倍晋三総理大臣)
 
  安倍総理は、インドネシア・ジャカルタで開かれているアジア・アフリカ首脳会議で各国の首脳らを前に演説しました。先の大戦の終戦からわずか10年後のこの会議で確認された原則「侵略または侵略の脅威、武力行使によって他国の領土保全や政治的独立を侵さない」「国際紛争は平和的手段によって解決する」という2点を引き合いに出して、「この原則を、日本は、先の大戦の深い反省とともに、いかなる時でも守り抜く国であろうと誓いました」と述べました。ただ、安倍総理の演説には、小泉元総理が先の大戦について10年前の談話で言及したような「心からのおわび」や「植民地支配」といった表現はありませんでした。
 
  一方、会議には中国の習近平国家主席も参加し、安倍総理と握手を交わす場面も見られました。
 
  「中国は関係各国と共にシルクロード構想を推進し、AIIB(アジアインフラ投資銀行)を共同建設し、シルクロード基金の役割を果たしていく」(中国 習近平国家主席)
 
  習主席はこのように、中国が創設を目指しているAIIB(アジアインフラ投資銀行)などを通じて途上国の支援を続けていく方針を示しました。
 
  中国はこれまで、直接名指しはしないものの、安倍政権の歴史認識をめぐる発言をたびたび行ってきました。22日の習主席の演説でも何らかの形で取り上げるのではという見方も出ていましたが、結局、日本に関する言及はありませんでした。去年11月以来の首脳会談を目前に控えて、直接の言及を避けた格好です。(22日16:12)