昨日ブラックプール本戦が終わり、ロンドンまで戻ってまいりました。
片道5時間のドライブでしたショック!ガーン車
憲昭です。

そう言えば、移動の途中で道路に掛かる橋の上を牛が渡っていました牛
珍しかったので、有紀先生に撮影してもらいました。



まずは結果のご報告ですが、ライジング戦は3次予選、本戦は2次予選でした。
結果的には昨年と同じところでしたが、現時点でのベストダンスでしたし、他選手にも勝るとも劣らなかった( 自分で言うのもなんですが )と思います。
もっとラウンドを重ねるつもりでしたので、満足できる結果ではありませんが、その分選手権にぶつける事にしますパンチ!


今年のブラックプールでは、St.本戦終了後マーカスのアナウンスで、中国のヤン・チャオ、タン・イーリン組が引退を表明しました。
これで本戦ST.の決勝枠が一つ空いて、次回からの世界レベルの競技会は白熱必至です。
実際次期ファイナリスト候補が何組もいるので、ロンドンインターでどうなるか、世界中が注目するところです。


さて、今日は参戦記として、ブラックプール競技会の雰囲気を書いて行こうと思います。

会場は有名なウィンターガーデン。
とても大きなボールルームです。
↓会場入口はこんな廊下です↓

試合当日は開場する前ですが、ドアの前に選手が並び始めます。
(正面奥が入口のドア)
これから本戦スタートです。

よくブラックの音楽は、行く前はつまらないえーのに、帰ってくると最高に良く聴こえるラブと言います。
それは、ここに集まるダンサーのパフォーマンス、観客が創り出す空気が、ブラックプールの代名詞的な音楽と合わさって記憶に刻まれるからです。
このブラックプールの音楽は、エンプレスオーケストラと言うバンドが演奏します。
奏者が交代したり指揮者が代替わりしたりしますが、同じバンドが同じ音楽を毎年演奏し続けているんです音譜

↓こちらが会場内です↓

数年前にフロアと壁を替え、白に近い色で会場が統一されています。
プロLt.本戦の様子です。
奥に見えるバンドがエンプレスオーケストラ。
試合期間の8日間をこのバンドの演奏が盛上げます。
素晴らしい演奏ですキラキラ
特に今のアシュリー氏が率いるエンプレスオーケストラは、なんて言うか、研ぎ澄まされていてエネルギッシュに感じます。
リズムはもちろん、個々の奏者の演奏力、メロディを通したエネルギーのコントロールが、ダンサーだけでなく会場全体を熱狂させてくれます。

僕らはみんな5月の留学中、このブラックプールの音楽で練習するのですが、お陰で当日どの曲が掛かっても、あコレね口笛、って分かります。
でも不思議とテンションは落ちないんですね。
逆に少し上がります。
それは先にお話したように、ここに集まる人々と、雰囲気、そして自分自身の経験の積重ねのお陰かもしれません。

全盛期に比べれば、ブラックプールの参加人数は減ったと聞きますが、それでもここは特別な場所です。
最近ではDSI-TVと言うサイトで、試合の中継やプレイバックを見ることができるので、ダンスが好きな方はお勧めです。
そして、残念ながら来ないと解らないモノは沢山ありますが、絶対来る価値があると思います。

ちなみに、今年は数年ぶりにエンプレスオーケストラの新譜が発売されました↓


1枚買ったので、興味がある方は聴いてみてください。

、、、
つまらないかもしれません(笑)

簡単ですが、今回のご報告はここまでにしておきます。
もう少し、こちらで練習を積んで帰国したいと思います。
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いしますm(__)m