以前補修を頼んでいた
お花飾りの付いたバスケットが
今日仕上がり、届きました。
約25年前、ロンドンの骨董市で見つけた
マイセンのアンティークです。
当時精巧な陶器の花びらに心惹かれ
大事に大事にダンスドレスでくるみ
運んだ物でした。
東日本大震災の時に壊れて
10年間そのままになっていたのですが
偶然
「あとりえ青輝鳥」
の加藤先生にお会いし
補修を頼んでいました。
金継ぎの専門家ですが
時間をかけてバラバラになった
細かいパーツを組み合わせて
いろいろ試していただいたそうです。
内側には、花の絵が描かれています。
見事な花びらが甦り
感謝にたえません。
ドイツで製作された陶器が
おそらく200年以上の時を経て
どんな流れでイギリスに渡り
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そして今この仙台にある不思議。